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「最新のゲーム=面白い」とも限らないし、本質は別のところにある


長久手市の行政書士、酒井洋一です。

普段は相続・遺言のお手伝いや不動産のお仕事をしています。

noteでは、専門的なコラムや僕が普段考えていること、趣味のことなどを綴っています。



うちの子がポケモンにハマってます。

『ポケットモンスター ホワイト』というもので、Nintendo SwitchじゃなくてニンテンドーDSという2世代くらい前のゲーム機です。

最新ゲームだから面白い、というわけでもない。

というのがかつてゲーム少年だった僕の持論です。
それよりも昔のゲーム機こそ本質を突いたゲームがあったように思います。
(※昔のゲームの方が良かったよ、という一元的な話ではありません。念のため)

それはゲーム黎明期、ゲーム業界自体の成長期だったというのもあるかもしれません。
その時代にたまたま僕の多感な時期が重なっていただけかもしれません。
或いはゲーム機自体のスペックが低くて、限られた性能、限られた容量といった制限の中から生み出されたからかもしれません。
はたまた単なる思い出補正かもしれないし、年齢的に最新ゲーム機についていけなくなっただけかもしれません。

でも実際やってみて、強くそう思います。
特に最新ゲームは映像が綺麗でリアルに動くぶん、見るところが多く(情報量が多く)て疲れます。
旧型のゲーム機ほど見るところ(情報量)は少ない。
つまり本質に近い部分に注視できる、とも言えそうです。
ボタンも少なく、シンプルな操作で必要な動きのみを再現している点も本質に近いと言える気がします。

これは以前紹介したこの本の中で、ゲームの父と言われた故・横井軍平氏も言っています。

私はいつも「試しにモノクロで雪だるまを描いてごらん」と言うんです。黒で描いても、雪だるまは白く見えるんですね。リンゴはちゃんとモノクロでも赤く見える。

ゲームの父・横井軍平伝 143ページより

ファミコンやゲーム&ウォッチ、ゲームボーイの世界では、一生懸命新しいゲームを考えるという姿勢があったんです。向こうが碁を考えたら、こちらは将棋だというようなね。ところがある程度までいったら、やることがなくなってきた。そうすると、テレビゲームは、色をつけたら新しさが出るんではないかという動きになった。でも、これは作る側からいったら、落ちこぼれなんですね。アイディアをひねり出すんじゃなくて、安易な方へと流れている。

ゲームの父・横井軍平伝 144ページより

映像が美しいから、或いは最新機種だから楽しいわけじゃないんですよね。
コントローラで思い通りに操作することが楽しさの原点、本質なわけで。

往年の名作ファイナルファンタジー7も最近スマホゲームとしてリリースされ、本質を忘れた作りに落胆したのを思い出します。


子供には物事の本質を見てもらいたい。
僕はファミコン・ゲームボーイ世代なので、本質を突いたゲームはこれまでたくさんやってきたつもりです。
自分の子供には、そんな過去の名作に触れながらも楽しんでゲームをやってくれたら嬉しいですね。



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