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パイパイ

1歳9ヶ月の息子のムンはまだおっぱいを飲んでいる。栄養に値するかどうかはわからないけど、愛着を求めているということはその行為を毎日見ているとわかる。今日も夜中に勉強していたら、ムンがムクッと起きて、別の部屋にいる私を暗闇の中からすぐに見つけ出し、寝室へ来るよう手招きで合図して(半分寝ながら)、自分の後ろを歩いているか確認しつつ、布団に寝転ぶと、「パイパイ」と一言。パイパイは、ママが自分を大切に思ってくれている自分だけのママとの時間、と言葉にされているようでもあって、私もこの時間だけは出来る限り息子のことを思いながらゆっくり過ごすように心がけている。むしろそれ以外の時に、なかなか時間をかけて一緒に過ごすということができてないことが、パイパイを求める理由の一つでもあると実感している。

そんな互いに大事なパイパイだけど、保育園に通わせる場合、自分で歩き始めた子どもには授乳をストップするように促されることがあると聞いたことがある。物理的に日中パイパイできなくなるという事実もあり、回数が減って自然にやめていくというのもあるのでしょうが、パイパイをする子どもは、食事に集中できない(パイパイがあるから今ご飯食べとかなくてもいいや、みたいな感じ?)という考えもあるようだ。何が正しいのかはわからない。(そのことに纏わるテキストはいろいろ読んだけど、どの答えを選べばいいかわからなかった)ムンもその部類なのか、食事を選りすぐり食べないこともある。パイパイをやめたら、食事にぐっと集中するようになった!という先輩ママの話も聞いたことがあるし、3つ上の娘を見ていてもそういう時期あったなぁと思い返したりもする。

で、何となく、だったら授乳やめたら?という声が聞こえたりもするのですが、(実際、園で、授乳の仕方や、タイミングを指摘されたこともある)やっぱりまだやめられない。なぜなら、パイパイがもう少しで終わるだろうことはわかっていて、その日までのムンとの大切な思い出の時間だから。

続けても、やめても、さほど大きな影響はないだろうと思う。どちらにもメリットデメリットがあるだろうし。だったら、ムンが求めるうちは大切な時間を一緒に過ごしたいなと思うこの頃でした。(ちなみにWHOでは2歳以降まで授乳を継続するのが好ましいと書かれてあった。6歳まであげる国もあるらしいけど、それはちょっとこっちが無理かな、、、)

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