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どっしりの蕎麦、ドーナツで〆

新幹線で東京駅まで戻ってきて、地下鉄にのる前に腹ごしらえをしておきましょう…、と新丸ビルの地下にくる。
「酢重正之楽」で蕎麦。

蕎麦は昼の食べ物…、って若い頃には思ってた。
お腹にドスンと来ないから夜のお腹には少々たよりなく感じていたから。
けれどこの年齢になると夜の蕎麦もいいものだよなぁ…、って思えるようになりました。

お腹を重たくしない料理がしみじみうれしくありがたい。
しかもここの蕎麦は食べ応えがある。太くて硬くて顎を使ってたのしむ蕎麦で、分量以上に満腹感を味わえる。
その上、この界隈でも遅い時間までやってくれてる。ボクがお店に来たときは5人待ち。食事を終えた時にはさすがに行列こそはなかったけれどずっと満席。人気のお店。
「肉野菜味玉そば」がオキニイリ。
カウンターだけ。間接照明の大人ムードのお店だからか蕎麦前たのんで飲んで蕎麦でしめる御仁もいらっしゃる。

太い蕎麦です。時間がかかる。
10分ほどかなぁ…、隣の人が食べていた板わさがなんだかおいしそうでお腹がグーっと鳴りはじめたタイミングにて料理がととのう。
深い丼。見た目以上に量がたっぷり、ずっしり重い。
具材が蕎麦をすっかり覆っているのがステキ。

最後に乗せた刻みのりをちょっとどかすと下には茹でた野菜と薄切りにした煮豚、それから煮卵。
豚肉は油をすっかり落とした状態。ちょっと甘くてホロリとほぐれる。豚肉だけど罪悪感がない食感に味わいがよい。

もやしにキャベツ、細切りにしたニンジン、パリパリ感を残して炒めた玉ねぎとたっぷりな上、種類豊富な野菜がうれしい。
煮卵以外はほんわかあったか。それが水で〆たばかりの蕎麦の冷たさをひきたてる。

器の底にはたっぷりとタレ。甘めの醤油にしっかりとした力強い出汁。太い蕎麦に負けぬ味わい。グルングルンとかきまぜてズルンと啜ってモグモグ噛みます。

蕎麦の香りが奥歯のあたりから口を満たして鼻から抜ける。タレの醤油の香りも強いのだけど、それに負けない蕎麦の香りにウットリします。
辛子味噌が用意されてる。油と一緒に練り上げたピリ辛味噌でそれを混ぜつつ食べてくと、力強さに拍車がかかり手が止まらないゴチソウになる。

野菜をたっぷり食べることができる蕎麦ってあるようでない。せいぜいけんちんそばとか野菜の天ぷらの蕎麦だとかしかない。だからこういう蕎麦はうれしい。最後にそば湯を注いでゴクリ。腹も満ちます…、帰ります。


クリスピークリームドーナツから今年最初のクーポンが送られてきている。
まだ営業をやってる時間。東京フォーラムのお店で食べる。

オリジナルグレイズドにアイスコーヒー。オリジナルグレイズドは温めてもらって席につく。
お店の中に入ったときから甘い香りが漂っていて、その甘い香りの正体が今目の前にあるシアワセにニッコリします。

指でつまむと表面を覆った砂糖の膜が壊れる。噛むとザクッ。ところが瞬間、そのざっくりがとろけてなくなりふっかりとした生地がとろける。口の中がひんやりするような感じに気持ちがとろけてく。

ここのアイスコーヒーは酸味おだやか、苦味がくっきりしていて深くドーナツと相性いいのがありがたい。
ドーナツではじまってドーナツで終わった出張。ぼんやりしたら帰ります。


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