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インバウンド狙いの横丁飲食店の浅はか

歌舞伎町を国際的観光地にしようと息巻いて、鳴物入りで開業した「東急歌舞伎タワー」
開業当初はジェンダーレストイレのカオス化ばかりが話題になって、それもすっかりひと段落したらあっさり話題にのぼらなくなっちゃった。
東京の超高層ビルでオフィスフロアをもたないホテルと商業施設、劇場だけのテナント構成。
ホテルも2つの異なるブランドを用意するなど話題作りをするもそれも話題にならず、このまますっかり忘れられていくのかなぁ…、と思っていたら、先日、こんなニュースが配信された。

早速、飲食店が撤退しちゃったというニュース。
びっくりはしなかった。
だってガラガラだったもの。
開業当初は物珍しさもあってそこそこにぎわっていた。話題になっているから見るだけでもってやってくる人もたくさんいて混雑してはいたけれど、見に来た人は見たらそそくさ帰ってく。
「こんな下品を今の日本って外国の人に思って欲しくないよね…、って言いながら帰っていくんです。
そんな施設が長続きするはずがなく、むしろよく1店舗の撤退だけですんでるよなぁ…、って思ったくらい。
ちょっと毒を吐きましょう。


どこか浮世離れしちゃったビル

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