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やっぱりツナメルトが好き

シティベーカリーで朝ごはんを食べようと思ってくる。

この前はフレンチトーストを朝食べた。目玉焼きにベーコンをそえたアメリカンブレックファスト的プレートもある。
温かいものがおいしい季節になったから、パンの器にチャウダーを入れたのがいいかなぁ…、と思ってやってきてレジの前にホットサンドイッチのメニューを発見。

朝食メニューというわけじゃないんだけれど気になった。
見るとなんと大好きなツナメルトがある。
しかも「スパイシー」ツナメルトというのでそれにする。他の2つはハム&チーズにチキン&アボカド。どちらもおいしそうに思えたけれど、ツナメルトの威力には到底かなわない。

アイスラテをお供にもらって番号札と一緒に着席。しばらく待ちます。
唇にふれた感じがなめらかな薄い仕上げのグラスがうれしい。
エスプレッソはビターで酸味おだやか。ミルクが甘くて濃厚で苦味が引き立つ。目が覚める。

しばらく待ってツナメルト。
サンドイッチペーパーに包まれてくるんだけれど、ナイフフォークをおねだりしました。
とろける系のサンドイッチはナイフで切って食べたほうがスマートだから。
まず半分に切り分ける。

粗めの生地の食パンでスーッとナイフが吸い込まれていく。
カチッとナイフがお皿にあたり、キレイに2つに切れていく。
チーズがスーッと伸びていきます。
片方を3つ切り分け舌にのっける。

ツナの香りがフワッと漂い、焦げた小麦の香りと混じる。
トーストはカサッと前歯をひっかいてツナとチーズがぽってりとろける。
そしてビリッと舌を何かがつねるんですネ。見ると刻んだハラペニョがたっぷりはいってそれがスパイシーの正体でした。

青い唐辛子はヒリヒリ辛い。しかも酢漬けで酸味もあってチーズやツナの後味をすっきりさせる。
残り半分は切らずにかじる。口に収まる程よいサイズ。サクッとパンが歯切れて口にかけらが転がり込んでくる。前歯がおいしく感じるんですネ…、ひと口分を舌にのせるのと違った味わい。

挟んだチーズがこぼれ落ちぬよう息を吸いつつ噛んでいく。だから香りも一層強く味わえる。
フォカッチャを焼く波型プレス器で焼いたんでしょう…、パンが軽く潰されてその分食感も力強くなる。耳の部分がカリッと焼けてて冷たいラテのお供にピッタリ。ほどよく満ちた。オキニイリ。


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