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コメダの朝

ひさしぶりにコメダ珈琲店で朝ごはん。

コメダ珈琲の正式名称はコメダ珈琲店とわかっていても、コメダ珈琲って言っちゃうのネ。
ねぇ、コメダに行こうよ…、あるいはコメダ珈琲にしようかっていうけれど、コメダ珈琲店っていいよね…、なんては言わない。丸亀製麺は丸亀製麺所ではなく丸亀製麺。あれこれいろいろオモシロイ。
うちから歩いて5分足らずのお店です。新宿御苑の大木戸門の近くにあって、花見のシーズンにはとんでもなくにぎやかになるのだけれど、さすがに朝は静かでのんびり。

コーンスープを選んで朝食セットをつける。

コーンスープの値段は600円。ロイヤルホストでさえコーンスープは430円だからスープとしては高いけれど、飲み物として考えればおそらく適価ということなんでしょう。なんだか不思議。
ミニサラダをつけて880円。パンはローブパン、パンにはバターを塗ってもらったまごペーストを合わせます。

まずはサラダがやってくる。
ボリュームタップリ、レタスの葉っぱの上に千切りキャベツ、トマトにきゅうり、ポテトサラダでひと揃え。このトマトがなかなあおいしかった。
硬くて酸味がしっかりしていてみずみずしくて口がスッキリ、目が覚める。

ドレッシングが2種類用意されてひとつは醤油味の和風ドレッシングで、もうひとつはサウザンアイランド系のドレッシング。サウザンアイランド系がこの上もなく好き。

ピーマンの香りがするのネ。成分表示にも顆粒ピーマンってかかれてて、ピーマン独特の緑の香りがクリーム系ドレッシングにありがちの重たい風味をさわやかにする。
たっぷりかけてもしつこくならないのがありがたい。

きゅうり2切れ、ポテトサラダを半分残してサラダを終える。
トーストセットについてくるたまごサラダをポテトサラダと混ぜ合わせ、サウザンアイランドドレッシングをかけて味をしっかりさせる。

それをローブパンの切り目につっこみきゅうりをあしらいサンドイッチの出来上がり。

ずっしりとしたサイズ感。さすがコメダの食材を使うと朝のサンドイッチもボリューム満点。
ずっしり重たく、大きく口を開けないと収まらない大きさ。
噛めばパンがさっくり歯切れてきゅうりがバキッと砕けて緑の香りを吐き出し壊れる。ポテトサラダやたまごペーストがもったりとろけてローブパンと混じり合う。

デニッシュ生地を混ぜて作ったパンでもともと口溶けがよい。
その口溶けにペースト状の卵やじゃがいもが混じってどっしり食べ応えのある食感になる。
口いっぱいを満たす感じがたまらない。珍しくそれほど甘くないパンで、バターの香りや具材の味を素直に感じる。悪くない。

パンをひとかけちぎってスープに浮かべてみる。
ぽってりスープの上でゆったり揺れながら、沈みそうでいて沈まずずっと浮かんでいるのを愛でながらスプーンで掬ってスープと一緒に食べてお腹をあっためる。

そういえばタオルのおしぼりが薄く、小さくなったように感じました。とはいえおしぼりがあってくれるのがありがたい。
喫茶店とカフェの違いをいつもあれこれ考えるのだけど、そのひとつがタオル生地のおしぼりがあるかないかじゃないかと思う。
銀座ウエスト。
ルノアール。
どちらもタオル生地のおしぼり。そういうお店がボクは好き。


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