バーベキューリブをみんなで分ける、饒舌な昼
友人とおしゃべりしながらランチをしよう…。
どこにいいかといろいろ考え、それでシズラー。それぞれのお腹いっぱいをサラダバーで担保でき、利用時間に制限がない。
話が弾めばずっと食後のデザート、コーヒーで時間をたのしくすごせるお店。
予約時間に合わせて集合。サラダバーの近くのテーブルをもらって座る。
それにしても今日は寒い。
雨がポツポツ降っていて、おひさまがすっかり雲に隠れているから気温以上に体感温度が寒くて震える。低く垂れ込めた雲が都庁のビルの頭を隠す景色が、冬のマンハッタンみたいで小さな旅行に来たみたい。
さて、サラダを食べる。
茹でたブロッコリに生のカブ。きゅうりに玉ねぎ、パプリカ、それからアルファルファ。シュレッドハムで彩りそえてグリーンゴッデスドレッシングをたっぷりかける。サクサクシャキシャキ、そしてカリカリ。口の中がにぎやかでみずみずしくなるオゴチソウ。
今日はスープはコーンスープにチキンコンソメ、ニューイングランドチャウダーが用意されてて、迷わずチャウダー。ソーダクラッカーを砕いて入れる。
ポッテリとしたスープにクラッカーのバリバリ感。チーズトーストを食べながら飲んでお腹をあっためる。
それからデリをあれやこれやと。
大好きなカニカマとセロリのサラダをまずはたっぷり。セロリがカリカリ砕ける感じと香りがおいしい。カニカマってなんでこんなにおいしいんだろう…、ってしみじみ思う。
キャロットラペに茹でた枝豆。スイートコーンに卵とジャガイモのサラダを添える。ガリガリ胡椒を挽いてたっぷり。オリーブオイルで風味をつける。
メインはバーベキューポークリブをみんなでシェア。
大きな皿からはみ出す大きさ。
骨の間にナイフを入れて切り分けつまんで歯でこそげとる。
骨がスルンと抜けるようにして肉だけとれる。
繊維が壊れてやわらかで、なめらか。
脂の旨味にバーベキューソースの焦げた香りに甘辛味が豚そのものの味をひきたて、おいしいねぇ…。
軟骨がバキッと砕けてとろける感じが野趣たっぷりで、脂が甘い。
肉を食べてるって実感が湧く。
サイドにクレソン、フレンチフライ。チーズトーストも肉の風味を引き立てる。デザートカップに水を注いでフィンガーボウルにして指、洗う。本当はなめて指をキレイにするんだろうけど、なめてもなめてもソースや脂が指の中から湧いて出るような感じなんだもん。うれしい悲鳴。
そろそろ〆。スパゲティー。
硬めに茹でてオリーブオイルであえた平打リングイネ。トマトソースとタコス用に用意されてるタコミート。ハラペニョ、オリーブ、シュレッドハムをちらしたところにベーコンビッツをぱらりと加える。胡椒をひいてオリーブオイルで風味づけ。
茹でおきなのにしっかりとした歯ごたえがある麺がおいしい。
酸味鮮やかなトマトソースとどっしりとしたタコミート。ハラペニョの辛さもくわわりアラビアータのようにふるまう。グルングルンと混ぜて味わう。お腹がほどよく満たされる。
ソフトクリームとシュークリームで昼のお腹に蓋をして、マキアートにて口をスッキリさせて〆。たのしい話がとまらぬ昼のオゴチソウ。
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