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ティラミスと泡

甘いものを食べながら考えごとをのんびりしようと「セガフレードザネッティ」。

お店のムードがごきげんでした。
レジに立ってた男性スタッフが明るくほがらか。陽気に働く様子がステキ。
カウンターの向かい側に座って陽気な空気をこころおきなくたのしむことにする。
ここの人たちはみんないつもたのしげ。チームワークがいいのがステキ。
こういう店のエスプレッソはおいしく感じる。
ティラミスたのんでマキアート。

今日のマキアートも見惚れるほどにうつくしかった。

泡はふっくら。小さなカップから溢れてしまいそうでいて、なのに運んでいても形はそのまま。
まるで硬めにたてたクリームみたい。

スプーンですくって口に運ぶと、これがミルク?って思っちゃうほどなめらかでエスプレッソの香り混じりの甘い風味にウットリします。
ビロードみたいな艶っぽさ。

そしてティラミス。

几帳面に切り分けられた拍子木みたいな形。
下に敷いた紙を外して食べようか…、と思ったけれど底のスポンジがしっとりしていて外すと壊れてしまいそう。
それでそのまま。

スポンジは見た目以上にしっとりとして、一方フィリングのマスカルポーネチーズはみっちり。フォークでスパッとキレイに切れる。
みっちりとした食感でずっしり重たい。上にちらかるココアパウダーが一瞬、口を乾かす感じが面白く、口の温度でそれもとろけて消えていく。
やっぱりおいしい。ニッコリします。

そしてゴクリとマキアート。
それだけ飲むと甘みを感じるはずなのにティラミスと一緒に飲むと酸味を感じる。
不思議だなぁ…、これもひとつのペアリング。


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