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珈琲氷のアイスカフェオレ

ちょっくら歩いて街に出る。

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今日みたいな日はひとりでいると気が滅入る。何か用事があるわけじゃなく街の気配を感じながらのんびりしようと椿屋珈琲店にくる。
最近、オキニイリの店。

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大好きだった談話室滝沢から変わったばかりのときにはなんだか、当時のことが思い出されて来ると気持ちが滅入ったものです。
それもすっかりリセットされて、ここにはここの良さがあるなぁと素直に受け入れることができるようになった。
…、というわけです。
今どきチェーン店でありながら、これほど店作りにお金をかける店は珍しくなりました。

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タイル張りの柱、タイル張りの天井。しかもアールを帯びた折り上げ天井で格子の意匠にステンドグラス。和洋折衷、大正モダン。メード服的ユニフォームをまとった女性スタッフの姿もインテリアの一部のように見えるステキにウットリします。

特製ブレンド。
特製カフェオレ。
特製アイスコーヒーと「特製」がつくとテーブルサイドでのサービス付きで商品が完成する。

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今日は「特製」アイスカフェオレ。
たのむとコーヒーで作った氷をぎっしりいれたグラスがやってきて、そこに冷たいミルクを注ぐ。真鍮製のポットに入ったミルクで、その様子を撮ろうとしたけど取っ手の向きの関係でポットのお尻だけが写った。残念なり(笑)。

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ミルクが注がれ氷がゆっくり溶けながら、まだらにアイスラテになっていく。ストロー使わずグラスに口つけ飲んでくと、飲むところで味が違って感じるところがオモシロイ。

ゆっくり時間をかけて飲んでく。徐々にカフェオレのコーヒー比率が高まって最後にコーヒー味の氷が何粒か残って終わる。氷を口に含んで舐めて、最後にかじってお腹を冷やす。

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300円でおかわりできる。それで一杯、追加でたのむ。
いっぱい目を注いでくれた人が再びやってきて、今度は角度を変えて注がせていただきますネ…、と。ポットの向こうに確かにミルクが注がれるグラスの中の氷が見える。

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注ぎ終わったグラスに一杯目で残った氷をのっけてゴクリ。またまたゆっくり、じっくり飲んで朝の体をスキッと目覚ます。税込み1650円の贅沢でした。オキニイリ。


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