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フライドチキンバーガーをナイフとフォークで喰らう贅沢

昼、友人にお誘いいただきたのしい会食。
場所は新宿。どこから落ち着いておしゃべりができる店はと聞かれて、それならタバーンオンエスにしようとやってきた。

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ひさしぶりのコトであります。
朝早くから営業していたお店です。大きな窓から朝の明るい光が注ぎ込んでくるお店のムードが大好きで、通っていたけど現在時間短縮中。時間潭州区するのなら夜を短縮すればいいのに…、って思うのだけど、しょうがない。
最近、あまり縁がなくってもう半年ぶりくらいな感じであります。

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厨房の気配を感じるテーブルもらって食事のスタート。ランチタイムのメニューはパスタやハンバーガーがメインのいわゆるカフェ仕様。ただ、ボクの食べたいものはフライドチキンバーガー一択。好きな料理でございます。

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この店を代表するメニューのひとつでもあって朝にも用意されていた。
元気をひねり出したいときに、たまに食べてた。
ポピーシードをまとったバンズ。
空気をたっぷり含んでやけてて、ふっかりとした軽い食感。
大きな鶏のもも肉を衣をつけて表面バリバリになるまで揚げて仕上げたフライドチキン。

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スパイシーでアメリカ南部風とでもいいますか、香り独特。
ゆで卵のマヨネーズあえとレタスと一緒にはさんでバーガーペーパーでくるんでお皿にのっかってくる。それをそのまま手づかみで…、ってことなんだろうけど、この分厚さに大きさ。そしてなによりほんのちょっとだけ背筋を伸ばして行儀よく食べたかったからナイフで切ってフォークで食べる。

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さてその断面のうつくしきさま。分厚く挟んだ具材が層をなすおいしげな姿にまずはウットリします。ナイフで切って食べるとサンドイッチを構成するすべての要素がもれなく口の中に正しくやってくる。口の中ではらりとそれらが剥がれ、散らかりそれでもひとつにまとまりあって消えていくのがいとおしい。

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ランチどきにはサラダがついてやってくる。麹風味のドレッシングが不思議とサラダをおいしくさせる。追加でスープ。今日のスープはミネストローネ。ぽってりとしてトマトの酸味がキリッとしていて、夏の体がしゃきっとしてくる。

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それにしてもフライドチキンのおいしいこと。グニュグニュとした鶏の皮は苦手だけれど衣とすっかり一体化してしかもバリッと揚がった皮が、奥歯で壊れてとろけていくのにウットリします。元気みなぎる昼ご飯。


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