野菜でお腹いっぱいになりたいなぁ…、って思って「ＤＩＹサラダ＆デリカテッセン」にやってくる。

新宿駅の駅近ビルのレストランフロアの中の一軒。
フードホールみたいな作りで隣はラーメンの「ＡＦＵＲＩ」。その隣にはタイ料理の店、通路を挟んで向かい側にはお茶漬けの「えん」。この４店は開業当初からずっと変わらずやっている。
他のお店は入れ替わりが激しくって、同じ場所、同じ条件でも人気に差が出る。
飲食店とは厳しい世界。
以前、この店は朝からやっていたことがあり当時は頻繁に通ってた。野菜ではじめる朝は格別って感じていたから。
ランチどきからの営業になってからはあまり足が向かず今日はひさしぶり。
サラダワークスという名前の通りサラダのお店。
チョップドサラダ系で８種類ほどのお決まりメニューとカスタマイズ用のメニューが多彩に揃う。
ボクのオキニイリは「ＲＩＣＨ」って名前のついたローストビーフと雑穀米をくわえたサラダ。今日もそれ。

ステンレスのボウルにサラダ。
しっかり冷やされボウルに霜がふっているのがまずおいしそう。
サイドに野菜のスープがついてひと揃え。

ダイスカットのかなりたっぷりのローストビーフ。
黄色と赤のパプリカに茹でた卵に雑穀米。
キヌアがちらかりボリュームたっぷり。
スプーンとお箸がついてくる。

チョップドサラダはスプーンだけで食べられる。
すべてがチョップされているから、むしろお箸は無用の長物。
けれどここのサラダはチョップドサラダをちぎったリーフの上にトッピングしたような仕上がり。
スプーンで上下をひっくり返すとかなり大量のリーフサラダが飛び出してくる。それをスプーンで食べるのは大変で、そこはお箸の出番となります。モサモサシャキシャキ、葉っぱ野菜を食べたところでスプーンでチョップドサラダを食べるという具合。

パプリカがいい仕事をしてくれるんです。みずみずしくて香りがさわやか。ローストビーフの肉の匂いや脂をスッキリしてくれる。胡麻がプチプチ奥歯で潰れて香りを吐き出し、ローストビーフはクチャっと潰れる。
雑穀米がむっちりとして葉っぱ野菜や実野菜だけでは満たせぬ食欲を満たしてくれる。

さっぱりとしたシトラス系のドレッシングでまとまっている。途中でオリーブオイルをたっぷりかけてボウルの中身を潤していく。
チョップドサラダだけだとスイスイ食べることができる分、漫符感を感じづらい。大きな葉野菜をモサモサ食べて顎を使うことで頭がほどよく満腹感を感じてくれる。いい工夫だなぁ…、って感心しながらひと口、そしてまたひと口。ボウルの中が減っていく分、健康的を手に入れる。そんな感じのおゴチソウ。