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インデアンカレーでインデアンスパゲティ

インデアンカレーを食べたいなぁ…、って思って来ます。

今日の目当てはスパゲッティ。焼いたスパゲッティにカレーをかけて仕上げる料理。
インデアンスパゲッティのルーの大盛り。
キャベツのピクルスとお冷のグラス、フォークとスプーンが運ばれて、それと一緒に黒とライトブルーのカラーチップがそっと置かれる。
黒はインディアンスパゲッティ、ライトブルーはルー大盛りの印。
伝票代わりになっている。
ちょうど目の前にカレーの入った大きな保温器。ところどころが焦げて焼かれたスパゲッティの上に優雅な仕草でカレーを見事にかけまわす。お皿にカレーが垂れずキレイにまとわせる手際にウットリ。

大きな牛肉の塊がひとかけ。グリーンピースが彩り添える。
目を凝らして見ると牛肉の繊維がカレーにたっぷりまざってスパゲッティにからんでる。

カレーはぽってり。スパゲッティにキレイにからむ。しかも麺をカレーがまとめてくれるんですネ。パクっと頬張り舌鼓。

細いけれどハリがあり歯ごたえのあるスパゲッティ。硬めの麺がザクッと歯切れて散らかるも、カレーがそれをつかまえてねっとりとろかす感じがおいしい。
ご飯で食べるカレーは熱い。ご飯が熱々だから辛さ以上に辛く感じる。ところがスパゲッティは適温で、しかも脂をまとって仕上がってるからカレーを熱く感じない。だからひと口目から冷静に味をたのしむことができるんですネ。

最初は甘く、甘さにうっかりしていると突然辛みが押し寄せる。舌はそのうち慣れるのだけど、唇や喉がヒリヒリずっと辛くて熱い不思議なおいしさ。
キャベツのピクルスが甘くて酸っぱく、舌の火照りをとってくれるのがありがたい。
スパゲッティでお皿のカレーを拭うようにしてパクリパクリと食べつづけ、お水をゴクリ。おいしい汗をかきました。


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