ステーキはフレンチフライの付け合せだったのかも…(笑)
昼、ブルックリンパーラーにしてみようとひさしぶりにやってきてみる。
新宿に何軒もある丸井の中で、ひときわサブカル度合いの強い映画館付きの館の地下。
高い天井。広々とした空間。
恵比寿とか渋谷にはありそうだけれど、新宿という街にはなかった大箱のカフェレストランのさきがけのような存在のここ。
コロナの今でもそののびやかな空気感は健在でした。
階段を降りたところにランチのメニューボードが置かれてて、見るといつもとちょっと違ったメニュー構成。
ハンバーガーが売り物の店。
それにパスタとリブステーキが用意されているのがいつものランチメニューだったのに今日はパスタもなければステーキもなし。お店の人に聞いてみると、週末にはそのどちらも提供してるんだけど平日はハンバーガーとカレーになったというのです。
かつて平日ランチでもウェイティングがでるほどの繁盛店だった。けれど今日はボクを含めて5組ほど。それに合わせた厨房スタッフでできる料理を考えると、こういう内容になっちゃうんでしょう。しょうがない。
カレーをたのんで、ついでにフレンチフライとアイスティーをお願いしました。ランチのサービスドリンクはライムジュースというのがステキ。まもなくフレンチフライが到着。
ボクにとってここでステーキをたのむ理由は付け合せのフレンチフライがおいしいから。…、というかステーキはフレンチフライの付け合せと言ってもいいほどのおいしさで、サクサク壊れてでんぷん質がゆっくりとろける。塩の具合も力強くて揚げた香りのおいしいこと。ウットリしながらメインを待った。
ハーブ鶏のエスニックカレーというのが今日のカレー。
こんもり盛り付けられたジャスミンライス。
その華やかな香りがまさにエスニック。
トマトに鶏のスープにスパイス。
ココナツミルクで味を整え仕上げたカレーで、サラッとしてる。
粉をほとんど使わずできてて、お腹を重たくすることがない。ボクの好きなカレーです。
ぶつ切りの鶏肉がたっぷりはいって、サイコロ状に刻んだフレッシュトマトにサワークリーム、フライドオニオン。ローストしたナッツが砕かれちらかっていて、その歯ごたえと香りがおいしい。コリアンダーが添えられていて、どこのカレーかと聞かれるとタイ風でもなくマレー風でもなくてたしかにエスニック。独創的が悪くない。
お供にサラダがついてくる。茹でた卵にキャロットラペ、ベイビーリーフのドレッシング和えとカレーの付け合せによさげなものが揃ってる。中でもキャロットラペのオレンジジュースの酸味と甘み、香りが口の辛さをリセットしてくれるよき相棒。
ちなみに鶏を肉として扱うのか、脂を味わう料理にするのか。はたまた皮をめでるのかによって調理の仕方が異なるけれど、ここは肉としての鶏をたのしむ調理法。皮を剥いだ胸肉、もも肉、どちらも脂をそれほど持たず、ふっくらしっとり仕上がっている。口溶けの良さがなかなかうまい。
フレンチフライをお供に食べる。さすがにどっさり分量を全部食べることは叶わず、それでもじゃがいも二個分くらいは食べたかなぁ…、ニッコリしました。気が済んだ。
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