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ロイヤルホストの朝ごはん

ロイヤルホストで朝ごはん。

渋谷の道玄坂の途中のお店。10年ほど前のハロウィンで大騒ぎした思い出の店。
パンケーキブランチのドリンクバー付きを選びます。
サラダはノードレッシングで。卵はよく焼き…、ってお願いしたら両面焼きでいいでしょうか?って聞いてくる。
できればひっくり返さないで白身だけよく焼いてくれるとありがたい。黄身半熟でもいいので…、って言ってみる。
注文をとってくれたサービススタッフ。「承知しました」とニッコリしながらオーダー端末をパタンと閉じて、厨房に向かって歩いてく。

調理スタッフに「16番のお客さまのフライドエッグ、ひっくり返さず白身によく火を通してくださいということです。黄身は半熟でお願いします」って元気に伝える。
ロイヤルホストのキャッチフレーズは「ホスピタリティーレストラン」。これぞまさしくホスピタリティー。いい感じ。

トロピカルアイスティーとコーヒーを準備して待つ。10分弱で料理が完成。

「フライドエッグはこちらでよろしいでしょうか?」と添えながらそっとテーブルにお皿を置いた。

見事なフライドエッグの状態におもわずニッコリ。
「完璧です、ありがとう」って答えて朝がはじまった。
白身の縁はキレイに焦げて黄身はツヤツ。
こんがり焼けたクリスピーなベーコンに焦げ目のついたソーセージ。
パンケーキが2枚、ホイップバター、メープルシロップでひとそろえ。
まずはサラダを片付けていく。

レタスにアボカド、ボイルシュリンプ、それからトマト。アボカドの熟れ具合が絶妙でエビもむっちり、甘くておいしい。ドレッシングを使ってないから食べたあとのお皿はキレイ。調理スペースが広々してる。パンケーキサンドイッチを作ります。

パンケーキにホイップバターを塗り広げます。

そこにフライドエッグをそっとのせ、もう片方のパンケーキのバターを塗った面を下にしてのっけてなじます。密着させるために手のひらのせて力をちょっと入れてやる。

手のひらの下で卵の黄身が潰れる感にひやっとし、ナイフを入れると潰れた黄身がお皿にタランと流れ出す。

まずはひと口、そのまま食べると卵の香りとパンケーキのほのかに甘い香りが混じってもうおいしい。
メープルシロップを垂らすと卵の黄身が甘いソースのようになり、ねっとり舌にからみつくような肉感的なる食べ心地。もううっとりです。

ベーコンやソーセージにもメープルシロップの甘みとコクがくわわって焼けた脂の香りもドッシリ、濃厚になるオゴチソウ。

やっぱりロイヤルホストのパンケーキはおいしいなぁ…、お菓子じゃなくて料理としてのパンケーキ。アメリカ的な朝にうっとり。しばらく仕事をいたします。


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