有楽町の駅の近くのミッドタウン日比谷の地下のフードホールがちょっと好き。

「ちょっと」がつくのは中途半端なところがあって、それというのも、お店は８軒揃ってる。
セルフサービスのお店もあればテーブルサービスのお店もあって、テーブルサービスのお店は柵を作って、サービスが受けられるのは柵の中だけ…、って静かにけれど強烈に言い張っているように見えるところがちょっと残念。
柵の外側はとても自由で、複数の店の料理を並べて食べることだってできるのですもの。上等なフードコートのような感じにワクワクできる。
テーブルサービスのお店の料理もテイクアウトにすればいいのだろうけど、そこまでしてもって思ってしまう。勿体ない。

そういう中で、好きなお店のひとつが「スーザンミートボール」。

セルフサービスのミートボールの専門店。イートインもテイクアウトも同じ提供方法なのが気軽で合理的で好き。

ミートボールは３種類。
ビーフ、ポーク、チキンが選べる。
個数は３個から好きなだけ。
組み合わせは自由でつまりどれも同じ値段というのがわかりやすい。
牛肉は高価、チキンは安くて当然というのは昔の考え方ですものね。決してそんなことはないし、なんならミートボールの大きさを変えればいいだけ。
ソースが４種類、バターライス、パン、スパゲティーを選んで添わせる。
サイドにマッシュポテトにサラダ、ピクルスが付いてくる。

ビーフのミートボールを３個、チリコンカルネのソースをかけてバターライスでお願いしました。
ほんのちょっとだけ待ってる間に料理は整う。そのまま日比谷公園に持ってってお外で食べたくなる気軽さが良い。

ミートボールはほどよき大きさ。粗挽き牛肉がみっちりよりそい仕上がっていて、歯応えあってハーブの香りが食欲誘う。チリコンカルネがおいしくて、バターライスと相性もよい。

マッシュポテトがまたいい感じ。ソースと混ぜて口に入れれば、ねっとりポッテリとろけてなめらか。ディッシャーワンスクープほどの量では足りないくらい。バターライス控えめ、マッシュポテト大盛りで！ってお願いしたくなっちゃいそう。

サラダ、ピクルスもほどよい感じ。最近、ミートボールを扱うお店がちょっとづつだけど増えてきた。そんな中でもこの手軽さは出色の出来。重宝します、オキニイリ。