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コーヒーサロンタカセで朝

池袋の朝。コーヒーサロンタカセに来ます。

実はタカセ本館の2階にある喫茶室で朝ごはんをと思って行った。ところがホール仕事のスタッフがおばさまひとり。
てんやわんやの大忙しで、こりゃ申し訳ないと場所を変えた次第。
とはいえ同じビルの裏側の店。
セルフサービスで客席はゆったり。お客さまもまばらでのんびりできる店。

メインの料理にサイドディッシュ、飲み物選んで430円から500円という申し訳なくなるほどうれしい値段。
ずっとベーコンエッグサンドイッチを選んでいたけど、ハムチーズトーストもためしてみようとそれにする。

サイドはゆで卵。見てると一番人気はトーストのヨーグルト付きのようでした。
ここのヨーグルトにはリンゴのコンポートが一切れはいっててシャリッと歯切れる感じがおいしい。それにしようかと最後の最後までまよって、ハムチーズトーストをアレンジするためゆで卵にした。

大きな卵。

まだホカホカで、さて今日もキレイに割れますようにとコンコン、テーブルノックする。
最初はかなり難儀しました。
新鮮な卵だったのでしょう…、ペリペリ細かく剥げていくだけ。
どこかにスルンと剥けるとっかかりがあるはずだって思いながら剥いてくと、パカンと剥げていきそうな手がかり見つかる。
ソーっとソーっと殻をつまんでゆっくり剥がしていくと殻のほぼ半分が大きくスルンと剥けていく。
アーッて思わず声がもれていくほどスルンとキレイに剥けて、まるで卵が自ら殻を脱いだかのよう。

お店の人たちやお客さんに自慢したくなっちゃった。
トーストは8枚切りのほどよき厚さ。ドライトーストなら10枚切り、こうして具材を乗せて焼くなら8枚切り、ピザトーストみたいなソースをのっけて焼くときは6枚切りがバランスがよくオキニイリ。

卵をちぎる。
バターナイフかナイフがあればスパッとキレイに切れるのだけど、指でちぎった。だからひとつひとつが不格好。
白身が多いところがあったり黄身ばっかりのところがあったり、それぞれ食感、味の印象がちがうところがゆで卵のたのしいところ。二切れにしたハムチーズトーストのひと切れの上にのっけて食べる。

ビローンとのびるチーズの姿も愛らしい!
卵って主張激しい食材で、ハムもチーズもトーストもすべてが卵の引き立て役になってしまうのがオモシロイ。

卵をのせぬ片割れは半分に折り、トーストサンドのようにする。厚さが2倍になったからでしょう…、噛みごたえがあって気持ちも満ちる。アイスコーヒーをゴクリとのんで、そしてのんびり。朝が来た。


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