池袋の「キッチンチェック」でオムライス。

相変わらず人気のお店で開店前からもう行列。１０分ほど待って案内がはじまって、勧められたのがカウンターの角の席。
この前来たときも、その前に来たときも同じ席。
タナカくんと来たときもこの席に座ったことが多かった。なんだか不思議。
それにこの席、厨房の様子がよく見えて好き。

カウンターに積み上げられた枠付きのお皿にはランチ用のサイドサラダが盛り付けられててみるみるうちになくなっていく。
遠くでカシャカシャ、フライパンの底が五徳を引っかく音。湿った音が乾いた音に変わったところでケチャップが焼ける甘酸っぱい香りがしてくる。
ボクのオムライスの出来上がり。

薄焼き卵でケチャップライスをくるんで仕上げたクラシックなオムライス。ケチャップライスの具材の色が透けて見えるほどに薄焼きで、しかも見事に焦げ目がついて香りも目にもこうばしい。

サラダがたっぷり。お皿を前後逆にするとオムライスが隠れて見えなくなっちゃうほどで、すりおろした玉ねぎがたっぷりはいったドレッシングもおいしくまずは片付ける。

ポテトサラダとパセリを残して、さぁ、オムライス。
ケチャップライスがパラパラしてる。ピーマン、玉ねぎ、刻んだハムにマッシュルーム。具材もたっぷり。味の基本はブイヨンと塩、それから胡椒。ケチャップは風味をつけることがメインの目的。だからベチャッとしてないんです。

卵の上にほどこしたケチャップやウスターソースを使って味を整えながら食べていく。
ポテトサラダと一緒に食べるとぽってり感がくわわったりするのもたのしくて、好きだったよなぁ…、ってなつかしむ。