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天ぷらとかき揚げ

ひとりになるとたくさんの油を使う揚げ物は作る機会が少なくなっちゃう。
唐揚げはときどき作る。
作りながら、タナカくんが作る唐揚げの域にはなかなか到達できないなぁ…、って思い出すのがうれしかったりするのです。

ふたりでいたときには天ぷらをたまに作って食べていた。
天ぷらって案外簡単。
冷蔵庫の中のものをほどよき大きさに切り分け油に潜らせるだけ。
揚げ立てならば少々失敗しようがおいしいものです。
だからふたりで台所に立ち、コンロの前で油を沸かし揚げては食べてた。
こういう立ち食い天ぷら屋を作ったら流行るかもね…、なんていいながら食べる天ぷらは最高のゴチソウでした。

ただかき揚げは同じ天ぷらでもちょっと緊張する。
果たしてきちんとまとまってくれるんだろうか…、って思いながらおそるおそる作ってた。
だから天ぷら屋さんで衣が薄付きなのに花が咲いたようにきれいに揚がったかき揚げを見ると、プロってスゴいって感じ入る。

今日はかき揚げの話をしてみましょう。


寄せ揚げって呼ばなかった?

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