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にこやかにお店の人が運んでくれるバーミヤンのステキ

先日、友人がインスタグラムに「バーミヤン」の五目焼きそばの画像を投稿していたんです。
それがなんだかすごくおいしそうに見えて、それでやってきてみた。

そういえばバーミヤンに来るのって何年ぶりぐらいだろう…、多分、10年以上は来ていない。しゃぶ葉に目覚めたお店の隣にあって、こじんまりとしたサイズの店舗。
配膳ロボくんもいるけれど、ホールサービスの女性がニコニコしながら料理を運んでいるのがなんだか、昔のファミリーレストランに戻ってきたような気持ちになった。
ひとりがけのテーブルにつく。

最小限のサイズのテーブルにタブレットやら箸の入った箱にギッシリ調味料。ガストなんかもこういう席がたくさんあって、食後はそのまま自習室…、あるいはリモートオフィスになってる。目の前の壁には電源ポートがしっかり用意されてもいます。

五目焼きそばをまず注文。

点心類を試してみようかと海鮮湯葉巻きのオイスターソース煮をサイドにとった。
お店の人が「お待たせしました」って持ってくる。

疲れ果てたおじさんが持ってくるなら配膳ロボの方がまし。でも笑顔明るい人が元気に運んでくる料理ってやっぱりうれしい。おいしそう。
焼きそばの量は若干少なめかなぁ…、五目あんかけの具材は豊富。
白菜、にんじん、豚肉にエビ、素揚げのイカに刻んだキクラゲ。餡もぽってりなめらかでなにより麺がすばらしい。
揚げるのじゃなく揚げ焼きにした細い麺。焦げたところはバリバリ壊れ、焦げていないところっはむっちり。餡とからんで口の中をにぎやかにする感じがおいしい。オキニイリ。

味はというと特徴がない。個性のないおいしさを作り出すプロの仕業とでもいいますか。食べているとちょっと飽きちゃう。辣油をかけてお酢かけて、最後に胡椒も動員し好みの味にして食べた。

湯葉巻き揚げはちと微妙。揚がった余韻がまるでなくって包んだ海鮮餡もやわらかだから、口の中でグニュっとダレる。味は決して悪くないのに、正体不明な食感があまりに残念。胡椒をたっぷり加えたお酢に浸して食べた。

あんかけ焼きそばもスパゲティーと同じように具材が最後に残っちゃう。れんげでソースをすくったとこに箸で具材をのっけて最後のひと口分をパクリと食べる。

ほどよい昼になりました。


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