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すばるの「あざとさ」について語らせてほしい

5月9日。

世間一般には普通の平日ですが、僕にとってはかなり特別な日。
すばるの誕生日です。

このnoteは「すばる」と言われてもピンと来ない人もいるかもしれない。
「放課後のプレアデス」というコンテンツに登場する、13歳の主人公です。

元々作品内では、幼馴染のあおいちゃんだけをひたすらに好きでいた僕ですが、何回もTVシリーズを見続けていると徐々にすばるのあざとさに完全にときめいてしまい…..今はあおいちゃんとは50:50で好きな感じになってしまいました。

さて今回は、僕が完全にすばるにときめくに至った5つのカットをご紹介しようかなと。誕生日だからこういうオタク丸出しなノリも許して。

2話のBパート

僕が未だに狂い続けているこのパート。
元の世界線で疎遠になっていたあおいとすばるの関係性が元に戻っていく過程を美しい構成、作画、背景、CGで送る、人生で一番好きな11分30秒間です。

中でも僕が狂ったのはここ。

あっ泣かないで…

すばるってよくベソベソ泣くキャラなんですが、泣き顔に可愛さを感じたのはこれが初めてでした。何だろう、この、抱きしめたくなるような、ちょっと頬っぺたをつねりたくなるような…

カケラ集めに失敗してしまったが故の涙ですが、このあとしっかりすばるに救いを持たせているところにこの作品のやさしさを感じずにはいられません。

ここで悩殺された

あおいの肩に抱かれて慰めてもらった時、小声で「うん…」って言うのがまた良いんですよ。無自覚にあざとい感じ。こんなこと言われちゃったら誰だって庇護欲が湧きます。この時点で肉食の片鱗が出てます。

4話のBパート

神回と称されることが多い4話。ひかるのパーソナリティの絡まりを優しく、優しく解きほぐしていく最高のストーリーですが、

ムッ!

このシーン。「ひかるの夢の中のすばる」という設定で動いているので、今までよりもかなり幼め(アホ)に描かれてます。そこがいい。
何てったって月を食べちゃう。チーズ・ホリデーの再来です。

大口あけて美味しそうに何か食べてたらそれだけでグっと来ませんか?
このカットに限らず、月を美味しそうに食べる姿は本当に健康的。
いっぱい食べて大きくなってほしい。
あざとさだけなら"大好きなキャラ"になれなかった気がします。すばるも基本はキュートなんです。あざとさのチラリズムに弱いんです。

6話のAパート

これ、僕だけが主張しているネタなんですけど、すばるって身長に対して太ももの肉づきがやたら良い気がするんですよ。
アイキャッチやコミカライズを担当されたAnmi先生のイラストだと如実なんですけど、

2016カレンダーより

健康的な太さはもとより、太ももの主張が凄い。
制服のデザインもすばるだけニーソですし、何かある気がするんです。
すばるの太ももに対する謎のこだわりが。
元々プレアデスのキャラでは少し美少女ゲームっぽさがあるって話は大昔にここで書いたのですが、すばるのこの太ももにも、彼女の隠し持つあざとさを感じずにはいられないわけです。

そんなんオタクの妄想だろ現実見ろって僕も思ってるんですけど、
6話Aパートを見ると、

太くね…???

8話のBパート

8話も神回と称されてますね。孤独を感じ続けているななこを皆がやさしく受け止めていく様子を、ウラシマ効果まで利用しながら描く、SFらしさ溢れる回です。

さてこの時のすばるはみなと君を追って園芸部に移っているわけですが、

完全に彼女ヅラ

そこでみなと君と育てた花が発芽したときのこの顔。
「彼女ヅラ」って言葉がぴったりです。
実際みなと君の彼女になったわけではありませんが、(その辺は解釈曖昧ですごめんなさい)
7話終盤のイベントを経て完全にみなと君に染まってます。ベッタベタに懐ききってます。そういう顔です。最高です。
このシーンは一度リセットされてしまう時間軸の上にいるのですが、この後リセットされるまで、みなと君とすばるは園芸部として深い関係性を作っていきます。

僕らが知らないだけで絶対ベッタベタになってたんだろうなぁ。
「みなすば」の行きつく先がこの顔に現れているといってもいいんじゃないでしょうか。言い過ぎかも。

9話のBパート

9話はそんな、みなと君とすばるが何やかんやで宇宙を飛び回る話。
光速を超えて宇宙を旅する2人は、"ランデヴー"が終わったらその記憶を失ってしまう訳ですが……

過去イチであざとい

「帰らなかったら無かった事にならない…?」
ここで完全にヤラれました。

13歳の女の子が発していいセリフじゃない。完璧に肉食です。
作中のキャラは全体的に早熟、と監督も仰ってましたが(たしか)、ここまでみなと君のハートを奪いに来てるとなると、最早「かわいい」だけでは片づけられなくなってきます。
ここまで自分の存在を他人に委ねられる、その健気さ。あざとさ。
未だ幼さが残る13歳という存在だからこそ、このシーン、セリフには強いインパクトがあります。

ここから先のストーリーはよりあざとくて"強い"すばるが沢山見られますが、未履修のオタクにも優しさを持たせて今日はこの辺にしておきます。

この作品が放送された当時は高校3年生、この作品の舞台になった太田という街で、ある高校の天文部の部長をしていました。その時リアタイで見れていなかったことは一生残るレベルの後悔ですが、その一方で高校生の自分に「すばるの魅力」には気づけなかったろうなと思っています。こんなあざとさ、男子高校生には理解できませんから。

推しの誕生日に、お目汚し失礼しました。
お誕生日イラスト増えないかな……



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