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温泉紀行(湯本温泉でゆっくり過ごせる宿:原田屋旅館)

前回の続き

恩湯を満喫したあとは宿のチェックインまで辺りを散策してみた。

目についたのは巨大な貯湯ベース。そばには湯本温泉の配湯の仕組みについての説明板もあった。これを見る限りほとんどの旅館は配湯センターからの湯を使っているものと思われる。

一元管理されている湯本温泉の湯
面白い外観の貯湯ベース

ぐるりと周辺を歩き終わるといい時間になったので、本日投宿する原田屋旅館に向かった。玄関を入ると着物姿が素敵な気さくな女将さんに出迎えてもらった。原田屋旅館は土日祝日も一人客を受け入れている大変ありがたい旅館で比較的リーズナブルに宿泊できることも嬉しい。

恩湯のすぐそばで向かいには川がある

部屋で少しゆっくりした後、旅館の内湯に向かった。内湯は男湯と女湯の2つあり1日おきに入れ替えているようなので両方入ることができる。

1日目に入った内湯

1日目は円形の大きな湯船がある方に入った。

泉質は市有1号泉と3号泉の混合泉でPH9.67のアルカリ性単純温泉。加温あり、加水なしの源泉掛け流しだ。

恩湯は硫黄の匂いのする湯だったが、市有1号泉と3号泉の混合泉は無色無臭のサラサラした湯となっている。湯口から湯が流れていなかったので不思議に思って注湯している箇所を探してみると湯船中央に穴が空いておりそこから湯を入れているようだった。

だだっ広い湯船に独泉だったこともあり気持ちが良かった。

2日目に入った内湯

朝夕の食事はどちらも部屋食になっている。一人旅だとTVを見ながらのんびり食べたいことも多いので部屋食は嬉しいポイントだ。食事は宿泊料金を考えると夕食も朝食もしっかりした内容で満足することができた。

夕食
朝食

原田屋旅館は湯本温泉でゆっくり過ごすのに丁度良い旅館だった。

お世話になりました。

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