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登山紀行(日本百名山:開聞岳)

指宿温泉に投宿した翌日に開聞岳に登ってきた。

JR指宿枕崎線で指宿駅から開聞駅まで移動し、そこから徒歩で開聞岳登山口まで向かう。

開聞岳は鹿児島県の薩摩半島の南端に位置する標高924mの火山である。周囲に山のない独立峰となっており下から見上げるだけでも気持ちの良い山だ。薩摩富士と呼ばれるのも納得である。

なんとも気持ちの良い山容である

頂上にトイレはないので山麓の公園で済ませておくのが良いだろう。

案内板がしっかりしていると安心する
登山口近くに群生していた花

登山道は階段なども少なく山歩きが楽しい山だと感じた。最初は歩きやすい小径が続くのだが頂上に近づくにつれ山道に石が増えていき、その大きさも大きくなっていくため登山用のグローブなどを準備して行った方が良いだろう。

ところどころロープを使う場所などもあり退屈することもない

2時間半ほど山をぐるりまわるように登って行くと山頂だ。木が山道を囲っているため道中ほとんど展望は望めないがその分風の影響を受けることなく登ることができた。

展望スポットでは流石の景観
登頂!
陸と空との空間が気持ちいい

山頂は風が強くかなり狭いのでここで登山飯を作ったりするのはあまりお勧めしない。景色を一通り楽しんだ後持参したコンビニおにぎりでエネルギー補給を済ますとすぐに下山を開始した。

開聞岳は登ってよし、眺めてよしの気持ちの良い山だった。

今回私はJR指宿枕崎線を利用したのだがかなり本数が少ないので注意が必要だ。開聞駅から枕崎方面は日に7本、鹿児島中央方面は日に8本しかないので計画的に利用してもらいたい。

指宿駅に戻ると汗を流すため温泉に向かった。

向かったのはいぶすき元湯温泉。指宿温泉発祥の湯とのことだ。

実は温泉目当てで投宿した民宿のお風呂がかなりイマイチだったため登山後はここに行こうと決めていたのだ。

外も中も雰囲気が良い

泉質は塩化物泉。温度が高いため加水しているが循環なし消毒なしの源泉掛け流しとなっている。浴室は思ったより広く、十分な大きさの浴槽が2槽ありそれぞれあつ湯とぬる湯になっている。このように温度で浴槽を分けている場合、あつ湯が熱過ぎて入れないということもあるのだが、ここのあつ湯は適温でゆっくり浸かることができた。

山行後に温泉ときたら残すはビールと相場が決まっているのだがそちらは別記事で。

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