ep.11 バレーボール とパーソナルトレーニング その3
最近もう暑さが厳しくなってきましたねえ
この環境(コロナ)で現場で仕事をするには換気は必須なのでなんとも今年の夏は厳しくなりそうだなと思っていますイワサワです
今回もバレーボール とパーソナルトレーニングについて引き続き書いていきたいと思います!
前回までの記事をまだ読めていない方はぜひ読んでみてください
パーソナルトレーナーの方やバレーボール選手、指導者、全ての方に読んでいただける内容で書いていますので参考になればと思います
今回は上半身とバレーボールの公約数を考えていきましょう
まずはバレーボールの中で上半身を使う動作を考えていきます
一番使う割合が高いのはスパイクやサーブのヒット時です
バイオメカニズム(生体力学)を元に書いていくのが私のnoteの特徴なんですがここで経験上の主観から一つ言わせていただくと一番必要なのは体幹の安定性とそれから生まれる上肢へのパワーの伝達が長けている選手ほどいいスパイクを打ちます
これは私の中でのメカニズム(理論)はできているんですがエビデンス(証拠)は全くありません
なのでこれが間違っていても怒らないで聞いてくださいw
スパイクを打つまでの間に空中で体幹を捻る(安定性+可動性+運動制御)
捻った体幹を戻す(筋力+運動制御)
体幹からのエネルギーを上肢を通じて手のひらに伝える(体幹と上肢の協調性)
ムーブメントにおけるスキルは主にこのようになります
これに競技スキルが加わるといいスパイクが打てちゃうわけですね
ところで体幹の安定性と可動性ってなんでしょう?
運動制御というのは言葉を見ればわかると思いますが、安定性と可動性はというと
安定性はぐらついたりしないことですね
可動性は動くことですね
つまり、ぐらつかずに動かす→コントロールが効くということだと私は思っています
空中にいる間に捻って戻すことが自由自在にできなければならないわけです
想像してみると分かりやすいと思いますが
一般的にいう体幹の腹筋!だけでは体幹全体は全くコントロールできません
ここで重要なのは腹筋だけでなく背中や股関節、肩周りや肩甲骨周辺となります
ではどうしたら上記のように体をコントロールできるのでしょうか?
例を挙げていきます
メジャーな体幹のトレーニングにプランクというトレーニングがありますが
背中や股関節、肩甲骨などを同時に使うにはプランクをしながら上肢や股関節を動かしていくとうまくできるようになります
(動画の質には全くこだわりがありません、もっと上手にやってくれる動画はインスタやyoutubeで探してくださいw)
では次に体幹から上肢に力を効率よく伝えるにはどうしたらいいでしょうか?
これはいろんな要素がありますので一概にこれがいいとは言えませんが
方法の一つとして先ほどのプランクからの派生で
手のひらで体を支えるように動かすと自然に体幹から上肢まで力が伝わるようになります
トレーニングのエンドポイントがスパイクのヒットポイントと同じ位置になるように設定してあげると尚いいですね!
(この時期の湿気にやられて全くスムーズにいかない下手くそさがwww)
このように設定次第でいくらでもトレーニングは制作できるので肝心なのはトレーニングではなく何が重要なのかをちゃんと理解しておくことだと思っています
知らなければ選手はうまくならないし怪我するし結果的にチームにマイナスしか生まないんですね
今回この記事を読んでハッとした方はそれで十分です
無知を知ることが第一歩だと思っています
そのマインドこそがクライアントを、選手を、チームを最終的には自分をさらに高めてくれるポイントです
これからもトレーニングや競技スポーツに携わる方へいい情報を届けられるようにnoteを書いていきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします^^
イワサワでした!
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