[フオンe.p.]について
こんにちは、さかなです。
先日[フオンe.p.]が配信開始いたしました。
今回協力してくださったクリエイターの方々、そして聴いてくださった皆様、ありがとうございます。大好きです。好きだと叫びたい。
さて、今回配信されたEPについて、いくつか小噺を。
宜しければ最後までお付き合いください。
①タイトルに”e.p.”っていれたかった
タイトルに”e.p.”をいれたかったのに、配信審査で「Apple Musicは自動的にEPってつくからタイトルにe.p.っていれちゃダメで〜〜〜〜す」とリジェクトされた。
他の配信サイトではつかないじゃん!!!!(怒)
きっとApple Music以外で聴いている方々にはおかしいなと思われてると思うけど、私の中では[フオンe.p.]なので、心を強く保って宣伝しました。
だって[フオン]だけだったらなんかじゃん!!!!!
でも配信サイトの通知に、
「さかなのアルバム”フオン”がタイのJ-POPチャートにランクインしました!」
とか出てて、ぐううう〜〜〜〜!って思ってます。
[今年の春は来なかったe.p.]も本当は”e.p.”つけたかった。
いつもそうだよ。最初にライブ会場と通販限定でリリースした[さよならe.p.]からず〜〜〜っと、末尾に”e.p.”つけてきているんだ、気持ち的には。
ところでEPって好きだわ。
EPぐらいがちょうどいい。フルアルバムで全部こんな感じだったら多分最後死んでるよ。
今年はもうちょっと不穏じゃない曲作ろ(自戒)。
次は各楽曲について。
②「信号音」
元々「信号音」と「不在、着信」を収録したEPを作りたいなと思っていて、じゃあどんなEPにしようかな、と考えた時に、[フオンe.p.]というタイトルにして、不穏な楽曲ばかり集めよう、と決めました。少しの無理もなく集まりました(なんだか切ない)。
とはいえこのEPの中で一番不穏じゃないのが「信号音」です。
なんてったって真志朗さんが編曲してくださっているからね!!!
なんてポップ!!!素敵だ!!!アレンジ力!!!
自分の声ってあんまり得意じゃないんだけど、この曲はお気に入りで時々聴きます。真志朗さんのコーラスの威力もすごいからな……(遠い目)
この曲発表したの、5年前か……信号止まってたな……
心臓が止まらないよう気をつけたいと思います。
③「5ミニッツ・アフター」
この曲は初めてzukioさんと共同編曲した曲です。
そして正真正銘の新曲、2022年に作ったものです。最新のさかなです。
完成した瞬間、これは絶対にりゅうせーさんにMVを頼みたい、と思いました。
りゅうせーさんしかいない……
4/1に公開予定です。
ぜひご覧ください。最悪映像だけでもいいです。
ぜひご覧ください。
④「不在、着信」
人生で初めてアレンジを自分一人で完成させたのが「不在、着信」でした。
期間限定シングルとして配信したら、「『不在、着信』すごく好きだったのにもう聴けないんですか」と言ってくださった方がいて、この度、私の楽曲を最も理解してくださっているzukioさんにお願いし、リアレンジしてのリリースとなりました。
いやぁ、アレンジってすごいね。
これを聴いてすっかり自分でアレンジする気持ちを失くしてしまったのは内緒です(内緒になってない)。
⑤「天国に一番近い日」
私は楽曲タイトルを付けるのが得意ではないのですが、このタイトルは1、2を争うしっくりさです。天国(死)に近そう〜って思います。
再収録するにあたって、せっかくだからストリングスを生にしたいね、という話になり、zukioさんを通じてバイオリニストの上桜実果さんに演奏をお願いしました。(信号音もお願いしました)
ああ、ストリングス、好きだ。なんて綺麗なんだ。自分の曲を目の前で演奏していただいて、自分で録音できる幸せ。
それに加えとても嬉しかったのは、実果さんがプレイバック中に曲を口ずさんでくださったことです。
自分の曲を!!!人様が!!!!口ずさんでいる!!!!のを目の当たりにすることができるなんて!!!!!!
もう本当に素敵な体験でした。
ぜひまたこういう体験をしたい。
⑥「ホーム」
「ホーム」は実は10年ほど前に作った曲です。人生で3番目か4番目に作った曲。
「S.K.Y」と同時期(「S.K.Y」も10年ほど前に作った)。
曲、思ったより作ってるんだけど、私はアレンジが得意ではないし、完成させずに放っておくことが多いです。
アーティスト活動やる気あんのか。
あります。
「ホーム」はいつか出したいなぁと思っていたので、この度のEPタイトルに相応しい楽曲だなと思い、古のHDDからデータを引っ張り出して、zukioさんにアレンジを託しました。
いや〜めちゃくちゃいいね。ギターとかね。泣けちゃうよね。
そして歌詞が気持ち悪いですね。
今回引っ張り出して聴いて、
「え?なんでこんな発想出てくんの…?やばくない…?」
と思いました。
今はもう書かないよ。
きっと書けないよ。
そんな不穏な曲たちが詰まったEPとなりました。
何度も言うようだけど、素晴らしい協力者のおかげで完成したものです。本当に感謝。
そしてリリース間隔が長いにも関わらず、応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
今後も頑張っていこうと思いました。
今年はもう一曲くらい新曲を出したいです(低めのハードル)。
それではまた、お会いしましょう。
さようなら。
フオンe.p. / さかな
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