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【ゲーム感想】Wall World

この記事の文字数は約2,500字です!

おはこんにちばんは! 富井サカナです。
今回は個人的に非常に楽しめたゲームの感想記事となります。
まさに自分が理想的な面白さが詰まったインディーゲームでした。
こういう面白さを抽出したゲームを作ってみたいと思える一作でした。


1.どんなゲーム?

今回紹介したいのは、Alawar Premiumの「Wall World」です!!

👆公式サイトからゲーム画面が参照できます。

【制作】Alawar Premium
【プレイ時間】たぶん10時間くらい
【ジャンル】スクロール採掘ACT
【KW】ローグライト、採掘、タワーディフェンス、探検
【筆者プレイ時期】2023年12月にプレイ
【筆者プレイ状況】エンディング到達

【あらすじ】(自動翻訳)
あなたは生き残って壁の世界の秘密を学ぶことができるでしょうか?

タワーディフェンス要素を備えた採掘ローグライト「Wall World」へようこそ。自動生成された鉱山を探索し、幻想的なバイオームを発見します。貴重なアップグレードを購入するためのリソースとテクノロジーを見つけてください。移動基地を使って攻撃的なモンスターの大群と戦ってください。昼も夜も、さまざまな気象条件でも壁を自由に歩き回れます。「他者」の痕跡を見つけて、これまで誰も採掘したことがない場所で大胆に採掘しましょう。

【一言でいえばどんなゲーム?】
独特な世界観を持った、サクサク周回強化が楽しめるゲーム


2.作品紹介

まずは簡単な紹介の前に、以下のPVを見るのが早いですね!
なお、動画は英語版ですが日本語を含め様々な言語に対応しています。

というわけで上記動画の通りです。
これを見て面白そうと思ったら十分に楽しめることは間違いなし。
プレイのテンポは良く、周回要素も幅広く充実しています。
戦略性などの部分での奥深さややりこみ要素は不十分かもしれませんが、
プレイ時間における満足度はかなり高かったです。


3.良かったところ

・周回強化が気持ち良い!
今作は周回による基本性能の向上がばっちり体感できるのが一番プレイしていて気持ちが良い部分でした。いにしえのRPGなどではレベルが上がるまでに時間が掛かりますが、本作は1周プレイを行うごとに複数個所をアップグレードできるような仕様ですので、サクサク自機が強くなっていくのを実感できました。また、周回で永続強化できる部分とプレイ毎に強化部分のバランスもちょうどよかった気がします。永続強化が完全に完了した頃にちょうどゲームクリアできるバランスも飽きが全く来なくて◎でした。

・世界観とアートワークが素晴らしい!
過去に類似世界観のゲームもあるようですが、本作の世界観が独特でかなり好みでした。一面壁世界だからこそ上下の端の世界を見た時の感動がありました。懐かしさを感じるドット絵で描かれる世界も自機も非常に好きです。また、探索時に奥深くまで潜っていく自機と移動・戦闘時に引きで戦うスパイダーのいずれのデザインも好きでしたし、マクロとミクロが切り替わる点で世界観の広がりを感じました。

・強化要素があるACT!
純粋にプレイヤーの腕前だけで進んでいくアクションゲームではなく、得たポイントやお金で主人公を強化しながら進めていくようなものが好きな方はハマると思います。最初期は掘るのも遅いし、資源もあまり持てないし、自機の動きは遅いし、という感じなのですが、永続強化と各プレイの強化が組み合わさると初回プレイの初期状態とは全く異なるプレイ感が楽しめるようになります。自機で壁の敵をつぶせるようになると一気にサクサク進むイメージでした。


4.改善できそうなところ(微ネタバレ)

プレイ中に少しうーんと思ったのは以下のような点でしょうか。
全体的な満足度が非常に高かったので逆に気になった気もします。
あと、やはりマイナス印象の点も書いておかないと、というのもあります。

・途中セーブができないような気がする(どこでするのか分かりにくい)
・初手が必ずマシンガンなので、それ以外の武器に触る気にならない
・そして触っても最安定武器がマシンガンなのでそれだけ強化することに
・終盤以降は自機が強くなり過ぎて戦闘が作業化する
・強化要素は多岐に亘るが、説明不足のためか固定化されてしまう
・資源が上下で分散しており、通常プレイだと強化が途中で詰まる


5.プレイを迷っている人へ

良くも悪くもプレイ前のイメージそのままのゲームですので、ここまでの紹介や以下の記事を読んでもあまり面白くなさそう、好みでなさそうと思ったらまさにその通りだと思うので回避でOKと思います。

👆何がどう面白いのかとても良く言語化されてました!こちらおススメ!

【各サイトの紹介記事】


周回しながらサクサクと強化が実感でき、アクション要素とシミュ要素のバランスがほど良いので間口が広く楽しめる一作。低価格で10~15時間強くらいでクリアまで楽しめるコンパクトさも時間があまり取れない身には嬉しかったです。ひたすら壁と向き合うという世界観も、ドット基調のアートワークもとても良かったです。ゲーム性も分かりやすさと面白さが兼ね備えられていたと思います。1プレイの時間が短めなので、時間ができたら「よしやるぞ!」となりがちでした。

追加のDLCも次回セールでまとめ買いする時に購入する予定です。


6.おわりに

というわけで「Wall World」の感想はこれでおしまいです。

本作、レトロゲーの小ぶりな新作の企画中というタイミングが絶妙で、短時間プレイ+周回でサクサク強化はやはり鉄板だということが改めて実感できました。たまにはこういうゲームを遊ぶことで面白さのエッセンスを忘れないようにするのは大事っぽいですね。

というわけで今回はそんなところで失礼いたします。価格以上に楽しめたので、小ぶりなインディゲーが好きな方には是非遊んでみてほしいです。そして逆に似たようなプレイ感覚のゲームのオススメを教えてほしいです!

以上、富井サカナでした。


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