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女形バンドマンを集めて女形イレブンを選出してみる。

またも、お題をいただいた。

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最初は素直に女形10選的な記事を書こうと思ったのだが、単純に見た目の好みで選べばいいのか、実績や知名度も加味したほうがいいのか、写真でしか見たことがないバンドマンを選んでもいいのか等、基準が決めきれないまま今に至る。
苦肉の策として、女形イレブンを決めることにした。
よく、"こんなテーマで打線を組んだ"という遊びを見かけるが、野球だと9人しか選べないし、2番に据えるバントが上手そうな女形も思いつかないので、サッカーにしてしまおうという安易な考えである。
正直、これを書いている時点で、着地が見えていない。
本当に、このまま進めてしまっても大丈夫だろうか。


監督

mana(MALICE MIZER、Moi dix Mois)

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ヴィジュアル系における女神、mana様。
この人を抜きに女形の話題を成立させるわけにもいかないのだが、どのポジションでも汗をかきながらボールを蹴る姿が想像できなかったので、監督になってもらった。
案外、様式美を重視するコンセプトメーカーという意味では、適任かもしれない。
システムは、立ち位置を重視した3-5-2が良いだろうか。
ダブルボランチにトップ下を配置することで、五芒星に見立てたエレガントな中盤は、パスサッカー志向が見受けられよう。
なお、"人前で喋らない"というキャラクターをシーンに定着させた功績は絶大だが、通訳を通してしか指示ができないのは玉に瑕。

GK

IZAM(SHAZNA)

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高さに課題がある女形イレブンにとって、守護神はIZAMさん一択だろう。
mana様同様、ヴィジュアル系における女形の浸透に大きな貢献を果たしたひとり。
180cm超のスーパーモデルクラスの女形は他に例がないだけに、パイオニアというよりも、唯一無二と言ったほうが良いのかもしれない。
父親はプロ野球選手ということなので、きっと運動神経も良いはず。
スーパーセーブはもちろんだが、ムードメーカーとして後方からの鼓舞にも期待したい。

DF

華凛(ロマン急行、ex-NoGoD)

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wayu(ex-BLAIVE)

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眠花(ex-ペンタゴン)

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どうしても線が細くなりがちな女形。
DARRELL、DEATHGAZEの藍さんが女形を続けていれば、中央にどっしり構えていてほしかったし、LOOP ASHの未散さんはフィジカルは強そうだったけど今や激しい運動させちゃいけない感じがするし、ベースプレイ同様にゴリゴリ相手を削れそうなex-Black Gene For the Next Scene、ex-ヴィドールのラメさんも一線を退いてしまった形。
どうしても、駒不足感が否めないが、ハードワークに定評がある華凛さんが女形に戻ってきたのは戦力的に大きいだろう。
事務所的にラメさんの直系にあたるwayuさんの抜擢に加え、本来ボランチの眠花さんをスリーバックの左にコンバートすることで、なんとか賄うことができそうだ。
もっとも、眠花さんについては、シーンに帰ってくるかは不透明。
世代交代の難しさに直面しているポジションと言えよう。

MF(IH)

マジョリカ・マジョルカ・マジカルひもり(Jin-Machine)

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涼平(MIGIMIMI SLEEP TIGHT、ex-メガマソ)

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龍矢(-真天地開闢集団-ジグザグ)

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インサイドハーフには、ダブルボランチとトップ下をこなしつつ、流動的に動いてのゲームメークを求めたい。
マルチプレーヤーであるマジョリカ・マジョルカ・マジカルひもりさん、アイディアが豊富な涼平さんのふたりが、ボランチの位置から独創的なパスを供給できれば、攻撃は単調にならず、常にゲームを支配できるはずだ。
また、トップ下からFWを追い越す動きで相手を混乱させる役割は、勢いのある龍矢さんが適任。
シーズンの終盤では、もしかしたらトップとしての器用もあり得るか。
欲を言えばポスト涼平に目途を立てたいところだが、別ジャンルでの活動が主となっても、あざとく女形としてのアイデンティティを示し続ける涼平さんのカリスマ性は、まだまだ衰え知らずといったところだ。

MF(WB)

ゼクス(SAKURA、ex-LIRAIZO)

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四葉(JILL-PRINCE)

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ウィングバックは、攻撃時はサイド突破からの切り崩しを要求されるが、守備の際は5バックの一角を担うなど、タスクが多い。
その意味で、フロントに出るだけでなく、後方でリズムを支える役割も兼ねるベーシストがハマりやすいと言えるだろう。
エネルギッシュなプレイスタイルのゼクスさんは、無尽蔵のスタミナで上下動を繰り返し、攻守に渡って活躍してくれそうだし、顔ぶれからすると大抜擢となる四葉さんは、ギターやコントラバスも弾きこなすマルチロールであり、カットインして中から組み立てる柔軟性もありそうだ。

FW

谷琢磨(ハイダンシークドロシー、実験台モルモット)

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HIZAKI(Jupiter、Versailles)

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現時点では、このツートップがもっともバランスがとれているだろう。
遅咲きながら、華麗なテクニックと精度の高いキックを武器に頭角を現した谷琢磨さんと、海外での経験も豊富なスピードスター、HIZAKIさん。
実績的にも実力的にも、文句なしの選出である。
どちらもベテランの域に達しており、そろそろ世代交代を進めたいところであるが、女形としてシーンを席巻するようなスタープレーヤーがなかなか若手から生まれてこないのも事実。
ブレイクスルーとなるような、若手からの突き上げに期待したい。
なお、TERUさんを加えて、Versaillesのツインターボを期待していた時期もあったが、女形はHIZAKIさんに譲ったといったところなのだろうか。
ポテンシャルは相当に高いはずなので、返り咲きにも期待したい。

<女形イレブン>
基本システム 3-5-2
監督:mana

女形


以上、過去最高に意味の分からない記事になったとは自覚している。
僕は一体何を書いているのだろうと、何度、我に返りかけたことか。(眠花さんが本来はボランチだった設定って要る?)
当たり前だが、サッカー的な解説はすべて妄想であり、眠花さんが本来ボランチだった事実はないので誤解なきよう。

案の定着地が見えてこないので、最後は謎かけで強引に締めさせていただく。
女形バンドマンとかけまして、サッカー中継の解説者と解きます。
その心は、ハイライトで盛るのも仕事のうちです。
おあとがよろしいようで。


こんな感じでもよろしければ、お題のリクエストはマシュマロまで。


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