フィナンシェ、エクレア、ミルフィーユと日本でも知らない人はいない数多のケーキやお菓子の祖国であるフランスですが、私は数あるお菓子の中でも、タルトシトロンがおすすめです。

タルトシトロンって？

シトロン(Citron)はフランス語でレモン。
なのでタルトシトロンはレモンタルトのことです。

タルト生地の中に、甘酸っぱいレモンカードがたっぷり入っていて、パステルイエローがとってもかわいいタルトシトロン。
上にメレンゲやレモンクリームが載ったものもあります。

▼レモンカードとは

フランスではケーキ屋さんやパン屋さん、スーパーのケーキ売場でも割と定番で見つけられるタルトシトロンですが、たくさんの有名なケーキの中で、日本ではまだあまり知られていない印象があります。

フランスで食べた味が忘れられず、関西中でケーキ屋さんに入るたびに探しましたがなかなか見つからない…！と思っていたところ、東京でタルトシトロンが買えるお店を発見しました！

CITRON - 青山

青山・外苑前にあるケーキや軽食が楽しめる、イートインもできるカフェ。
気さくそうなフランス人のお兄さんが店員さんで、ゆったりできそうなおしゃれな店がもとてもいい雰囲気でした。

タルトとレモネードを注文。
CITRONさんのタルトシトロンは、たまごの味がしっかりしていて甘さも思ったより控えめ、フランスのケーキ屋さんにあるものというよりは、家庭の味といった印象を受けました。

DEAN & DELUCA

まさかのDEAN & DELUCAにタルトシトロンがありました！なぜ今まで気づかなかったのか！

こちらのタルトシトロンはフランスで食べた味にとても近かったです。

脳みそが溶けるんじゃないかと思うくらいの甘さと、レモンの酸味の組み合わせがなんともいえません。

どうか、期間限定じゃありませんように。

レモンの町、マントン

南仏のニースから電車で40分ほどのマントンという町では、毎年2−3月頃にレモン祭が行われます。

レモンとみかんでつくられたオブジェが街中に展示されたり、ディズニーのパレード張りに街中を練り歩く姿は圧巻です！

展示だけではなく、レモン味のお菓子やリモンチェッロなどおいしい食べ物の屋台もたくさんで、レモン好きには天国です。

フランスに行って、レモンに囲まれておいしいレモンタルトを食べたいものです。

日本で他にもタルトシトロンの目撃情報があればぜひ教えてくださいね！

今日も読んでくださりありがとうございました。