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魚突き エントリー、エギジットについて


・夏で魚突き初心者も多いと思うので、今回は魚突きをする上で絶対に避けては通れない、エントリーとエギジットについて。少し経験を積めば、どのような場所がエントリー、エギジットに適しているか分かるようになりますが、今回はビギナーに向けて書いていこうと思います。(という私もビギナーに毛が生えたようなものですが)

【エントリーについて】
波は浅くなるにつれて大きくなる性質があります。つまり岸に近くなるにつれて大きくなります。

・危険な場所

遠浅になっているような所

大きめのゴロタが広がっている場所
(ゴロタの間は流れが強くなり、ゴロタに叩きつけられる危険もあります。 )

・安全な場所

水深のあるところ
(エントリーポイントをよく観察すると一部だけ波が穏やかな所があったりします。
そのような場所は水深がありエギジット、エントリーが比較的安全に行えます。)

波を直接受けない場所

エントリーの時荒れてなくても、遠浅やゴロタのエントリーポイントは要注意。海況が悪くなりそうな時は入らない、または早めに上がること。

【エギジットについて】
エントリーよりエギジットの方が難しい。エントリー時にはエギジット可能な場所か吟味しておくことが大切。干満の差で陸が高くなっておりエギジットしにくくなる場合もある。このような場所では潮の満ち引きを確認してからエントリーしよう。

特に初めてのポイントでは注意が必要。エギジット時にどこがエントリーポイントか分からなくなります。陸から見る海と、海から見る陸はかなり違って見えます。例えるならパネルと本人くらいの違いです。

天気と波の記事でも書きましたが、波の大きさは一定ではありません。エギジット時は、沖から来るうねりを見て小さなうねりの時に合わせてエギジットする。
自分もつい焦って大きめのうねりでエギジットしてしまうことがあるが、焦りは禁物。冷静になって小さなうねりを待とう。(というかそんな海況の時は入らない方が良い。)
また一発波に備えて、エギジット時すぐにマスクとシュノーケルを外さないようにする。またマスクは上に外すのではなく、下に外して首に掛ける癖をつけよう。(ここテストに出ます)

またエギジット時は銛を分解することをお勧めします。
私はゴロタで波に揉まれて新品のカーボン銛を折った経験があります。(泣)
長い銛は結構簡単に折れます。

特にゴロタなどのエントリーが難しいところや4m以上の銛は必須。
分解して引きゴムでまとめると銛を折る心配がありません。

また分解しない場合、エギジットの前にレストタブにチャージしているゴムを外すこと。陸でゴムをチャージしているのはとても危険。
陸でチャージを外そうとして誤って仲間を刺してしまう事故も起きている。



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