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【ビジネス案1】山梨県都留市の新規アイディア〜ベンチャー実証試験町

10月5日にパソナ主催のカラフルのイベントで山梨県都留市の事例が紹介されていた。この事例よりベンチャー実証実験町という、新規事業のアイディアを考案する。なおこのアイディアは私がなんとなく勝手に考えたもので、パソナさんと都留市さんとは一切関係がありませんのでご了承いただきたい。

【基本情報】

都留市は新宿から中央線沿いの電車で約90分、車で約60分の位置にあり、比較的都心に近い。富士山が近く、山梨県側から富士山に登るときはほとんど通過する地点でもある。

地方都市の共通課題である高齢化が進んでいるが、大学が三つあるため若者はかなり多い。大学は都留文科大学、健康科学大学看護学部、山梨県立産業技術短期大学校の三つである。もともと地元の教員を育成する目的で作られた大学らしく、市民の愛着も強い。

そしてリニアモーターカーの見学センターがある。イベントではこの施設についてあまり強調されなかったが、私個人としては非常に興味がそそられた。

【課題】

少子高齢化が進む多くの地方都市と違って、20歳前後の若者の人口比率が約1割いる。しかし大学卒業とともに就職のため都心部に移住してしまうため、若者の数は一定数以上に増えない。大学卒業後も若者が町に留まってくれる施策が欲しい。

【提案】

ベンチャー企業などの実証試験を積極的に誘致する町となることを提案する。実証実験とは、例えば自動運転の走行実験やドローンによる配送などの新しい技術や装置を公共の場で試験的に運用することである。実証試験は新しい試みであるため想定外のリスクや事故が起こりうるため、その機会自体が少ない。これを積極的に誘致して新しいまちづくりに貢献する。

都留市は前述の通りリニアモーターカーの実験施設がある。リニアは理系の人間にとって、未来を連想させる技術であり機械である(いつまでたっても実用化しないという皮肉もあるが)。このイメージを生かして、新しい技術や機械が生まれる町をアピールする。

実証試験を誘致するメリットは4つある。第一に最新技術をいち早く取り入れることで利便性が向上する。第二に新しい人材を取り込むことができる。第三に試験に興味がある卒業生が再訪する機会ができる。第四に都留市の大学生にとってベンチャーで働く機会とコネができる。



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