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中国のゴミポイ捨て問題


昨日、11歳と10歳の子供たちに、岡田メソッドのサッカーの原理原則についての講義をしましたが・・・

講義の前に会議室の掃除で30分以上も費やしてしまった。何故かというと、会議室がゴミだらけ(怒)

どうなってんだ!

腐ったりんご、ペットボトル、紙や鉛筆、ティッシュ・・・ゴミ箱だ。机と椅子を会議室から全部出して綺麗に掃除することから始めました。お陰で予定していた内容を終えることができなかった。

なんでポイポイゴミ捨てんだ!って彼らに問いかけると、他のカテゴリーが捨てている。俺たちの問題ではないと言う。確かにそうかもしれないが、あなたたちに限らず中国の人は、なぜ平気でゴミを捨てるのだろうか?と質問するとこんな答えが・・

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中国には、清掃員と言って、路上のゴミを拾ったり、歩道を箒で掃いたり、ブラシで洗ったりする専門職の清掃員がいるんです。我々のサッカー施設内にも至る所で見かけますし、1日中掃除しています。

ポイ捨てする人たちの言い分としては、彼ら清掃員に仕事を与えている、ポイ捨てをしなければ、彼らの仕事を奪うことになってしまう。

こういう理由なのです。

屁理屈にも聞こえるのですが、結構真面目にこの主張をしてくる人が多いんです。開き直ってるのかもしれませんが、こんなことを言われると、なんて返していいかも分かりません。

この理屈が通る中国ではそれでもいいのですが、世界で注目されている中国なのにこんな状態なの?と海外から来ている我々のような人の多くは、同じ疑問を感じてしまうかもしれない。

だから、せめて目の前にいる中国の人には、公共の場は綺麗にしましょうと伝えていかなければいけないし、率先して自分から掃除を行おうと思った日でした。

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