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2歳児 VS インフルエンザワクチン弾/ワクチンポリス1

「手を上げろ! 神奈川県警ワクチンポリスだ!」

 神奈川県警特殊部隊SWAT防疫隊、通称、ワクチンポリスの隊長ヤマネは、公園の砂場で遊んでいる、たろくん(二歳)に各種ワクチン弾を発射できるワクチンライフルを構えて呼び止めた。

「何ですか? 何か用事ですか?」

 幼児は落ち着いた様子で振り返る。たった二歳で言葉を流暢にしゃべるとはなかなか賢い子である。    

「たろくん、君は今日、桜保育園でインフルエンザワクチンを打たずにお家に帰ったね?」

 ヤマネ隊長の忠実な部下である新人隊員のサワムラは幼児に銃口を向けて容疑の確認をした。

「だって、ママがインフルエンザワクチンは効果ないと言ってたし、だから、打ちませでした」

「うるさい」

 サワムラは間髪入れずにインフルエンザワクチン騨を一発、放つ。

「ぐはっ!」

 たろくんは砂場に倒れて動かなくなった。

「どうやらショックで気絶したみたいです」

 新人隊員のサワムラはたろくんの脈拍と呼吸を確かめて安堵した。
 昨日は海外製のインフルエンザワクチン騨<フルショット>(水銀+アルミのアジュバンド+何か知らない毒物が多数入った)を誤射してしまって、幼児をひとり死なせて隠蔽していた。
 前日、動物園の象用に調達した特殊弾を抜き忘れていたのだ。
 やっぱり、日本製のインフルエンザワクチン騨は全く効果がないので毒物も少なくて安心である。




(あとがき)

 あとがきの解説読まないと意味の分からない小説というのも、あれなんですが、「ワクチンポリス」というパワーワードが創作意欲を掻き立ててしまって、ついに書いてしまいました。
 防疫隊といえば731部隊を思い出してしまいますが、何かいろいろとあれですね。
 まあ、発作がおさまったら終わると思います。
 ショートショート連作ですね。


 障害名(略称)のうち、GBSとはギランバレー症候群、SIRVAとは予防接種後肩障害、TMとは横断性脊髄炎、CIDPとは慢性炎症性脱髄性多発神経炎のことです。ワクチンの種類は、Flu(インフルエンザワクチン、「フルショット」と略称します)、HPV(子宮頸がん予防)、TDaP(ジフテリア、破傷風、百日咳三種混合)など。

 すぐ気付くのは、フルショットの被害の多さで、公表された83件のうち、実に67件までがフルショットによるもの。このリポートに限らず、これまでも多くの論文やニュースでフルショットの危険性が訴えられてきていますが、それはフルショットにはいまだに水銀が含まれているし、アルミアジュバントなどの毒物が含まれているからで、私もフルショットはもっとも危険なワクチンの一つだと考えています。
2019年01月31日 免疫
インフルエンザワクチンに関するお医者さんのコメントがネット上にあふれ始め、概ね「感染予防効果はない」ことについてはコンセンサスが得られているようです。

感染予防は期待できないが、では重症化防止はできるのか、が争点なのですが、発症を抑える効果についての言及も目につきます。

メディアの方が書かれるものには未だに感染を防ぐにはワクチンを、という論調が残っています。欧米でも感染予防はワクチンが推奨されている、と書かれたものもあり、実際その通りですが、欧米で広く使用されるワクチンは日本のものとは成分が異なります。 日本のものは血中中和抗体を誘導するだけで若干、微熱がでるかどうかの副反応しかありません。 欧米のものは免疫刺激が強い毒性物質を日本よりも多く含む傾向があり、免疫刺激による予防効果が期待できるかもしれない反面、副反応も強くでる傾向があります。 粘膜に直接塗布するタイプは感染予防効果を発揮するものもあります。 日本では生産されていませんが。  少なくとも、日本で普及しているものに限って考えるならば、もう今時、インフルエンザワクチンに予防効果はなしで決まり、でしょう。 実は、絶対に予防効果がないわけではないのですが、基本的にないと考えてそう間違いはない、ということでいいでしょう。 「感染予防効果は期待できない」 このあたりが妥当な表現ではないでしょうか。 「感染予防効果はあまり期待できない」でもいいかもしれません。 絶対にこうだ! とはいえませんので。


 

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