【読書記録】関根勤の嫌われない法則

関根勤の嫌われない法則

著者 関根勤
出版 扶桑社

【感想】
関根勤さんといえば、温厚で愛妻家でスキャンダルゼロなクリーンな人のイメージがあります。

そしてこの本を読んで知ったのですが、娘さんと一緒に『ママもまんなか子育て支援プロジェクト』の公式アンバサダーを務めているそうです。

そう。関根勤という男は、嫌われない男であり、嫌われてはいけない男ともいえる。

そんな関根勤さんの、『嫌われない法則』興味深い!と思い購入しました。

関根さんの子育て論についても紹介されていて、
『勉強は大事。でももっと大事なのは社会の荒波に耐えられる精神を養うこと。そのためには子どもの頃にたくさんの会話を重ねて悩みや疑問に対してきちんと説明してあげなくちゃ。』

同感です。
僕も、自分なりに子育て、療育について勉強をしてきましたが、一番重要なことはこれだと思っています。

『一般的に親というものは、自分の子どもにはなるべく劣等感をもたせたくないと思うあまりに、「転ばぬ先の杖」を用意しがちです。親心としては理解できます。しかし、転ばないとわからない痛みもあるし、次はどうしたら転ばないかと自分で考えることもできるわけで、学ぶところはたくさんあると思うのです。ところが転ぶ前に杖を出してしまうと、そうした絶好の経験や機会を奪ってしまいます』

わかっちゃいるけど、親にはそれが難しい。
絶対失敗するのがわかっていたり、あきらかに周囲とズレていると、枠をもうけたり、自分の正解を強要したり、先回りして全部やっちゃう。
それは結果的に、自分で考える力を奪ってしまっている。

『小さな挫折を経験することで、(視点を切り替え、そればかりにこだわらず)自分の長所を発見できればそれが「救いの道」となり得るし、挫折をバネにして「別の道」が開ける可能性だってあるのです。』

唯一無二のキャラクターである関根勤さんらしい発想ですね!挫折があっても視点を切り替えることで長所に変換してしまう。物事は自分の認識の中にあるわけだから、想像をうまく使いこなせれば最強です。

『人格や性格によい影響を与えるのはやっぱり「笑い」ではないかと僕は思う。笑いを通して、「人生って楽しい。」「生きているって楽しい」と教えたい』

最後に、今までと違うテイストである、この本を何故紹介したのか!
それは、僕が関根勤さんの大ファンだからです。オベジー!

ここから先は

1,742字
今後もどんどん更新予定です。売り上げは本の購入に当てていき、こちらに還元していきますのでよろしくお願いいたします。

変化の多いこれからの時代に、子供達にとって重要なのは学力よりも、人格形成や精神発達など自分軸をいかにつくるかという視点だと考えています。人…

自分が思うこと。思いついたこと。生み出したもの、それはこれからの時代、大事な宝物になるのだと感じてます。一緒に共感し笑い楽しんでくれる方、良かったらサポートよろしくお願いします。