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M-1を見て年末を実感するの話。

毎年冬になるとテレビの前でM-1を見る。
その度に「もうこんな時期か。今年も終わるなあ」と実感する。

実を言うと、私はM-1の決勝戦よりも敗者復活戦が好きだ。
寒い屋外でたった一組の敗者復活を決めるのが好き。
待機中のコンビは皆寒そうにコートを羽織っているのが、冬感と「これに懸けている」感が出ていて好き。
こたつに入りながらポテチをつまみ、コーヒーを嗜みつつ敗者復活戦を見ると「年末だなあ」と思う。
そんなM-1も今年で十九年目だと思うと、何となく感慨深さすらある。

ちなみに今年の敗者復活戦で一番笑ったのは、ニッポンの社長だ。
ブラックジョーク感が強めで正直見る人を選ぶ部分はあると思うが、本当に一番面白かった。
テンポ感とか勢いとか、凄く私のツボだった。
あと二本くらいネタを見たくなった。

今年の決勝戦では、令和ロマンが二本とも好きだった。
トップバッターってなかなか点数が伸びないし、場の空気感もあまり良くないのが多いんだが、トップバッターなのを忘れるくらい面白かった。
「歩くタックスヘイブン」がツボってずっと笑っていたし、優勝が決まった瞬間ガッツポーズを取った。
M-1は色んなコンビが出ているのでしょうがないが、「うーん、私は○○の方が面白かったけどなあ……」と個人的にモヤる結果も多い。
そんな中、自分が面白いと笑ったやつと実際に面白いと評価されたやつが一致して凄くすっきりした。
今後も定期的にネタ見たいね。
関西の漫才番組にもいっぱい出てくれ。
マジで見るから。
あと眼鏡をかけている方の顔が凄く好き。

そんなM-1が終わってテレビを消して静かになった部屋で、やっぱり関西人だから漫才は好きだなあと、年末の実感と共にしみじみと思った。

ところで今年から敗者復活戦の投票方式が変わったのは良いが、何故屋内にして、敗者復活が決まったコンビを残りの皆で送り出すのをなくしたんだ。
屋外のクソ寒い中でやって、皆に送り出されるのが好きだったのに。
屋内は仕方ないが、送り出すのだけは来年から復活させて。


ついでに言わせてもらいたい。
今までの敗者復活戦で一番笑ったのは金属バット。
「左言うたら赤やろ」「思想強っ!」が好き過ぎてずっと笑った。
未だに思い出し笑いする。
もう金属バットが好き過ぎて、どん兵衛のCMを見ると絶対に笑う。

日清さん、何でこんなイカレた事しようと思たん……???

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