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「えんとつ町のプペル」にハマった長男

先日、U-NEXTで配信されていた「えんとつ町のプペル」を子どもと観ました。

ちょうど今年の11月頃に配信が始まったので、観たいなー!と思っていたのですが、キンコンの西野さんがやり手すぎるというか。
プロモーションや話題づくり、マネタイズなどが上手すぎて「なんだか金の匂いがする・・・」と避けてました。

でもね、子どもに誘われ観てみたら、純粋に、とっても面白かったんです!
西野さん、ごめんなさい。

絵本については以下に全ページ無料公開されているので、シェアします。

https://r25.jp/article/581356883170827173

映画ではストーリーがやや修正されており、ルビッチの強い意志により、星を観に行くために船を空に飛ばすことになってます。

また、自分だけでなく、町にいる人みんなに星を見てもらおうと、煙を吹き飛ばすための大量の爆薬を準備します。

船の出航の際、町を治める警備隊など多くの人に邪魔されてしまいます。
そのときにルビッチが、こう言うんです。

誰か見たのかよ!?

誰も見ないじゃないか!

空に星があることもわからないし、
ないこともわからない。

わからないことに蓋をしてたら、
何も始まらないじゃないか!

息子はこの言葉が印象的だったみたいで、映画を見終わってからも度々このセリフを口にしています。

誰か見たのかよ!って。

夢を見ることを笑われ、他と違う行動をする人は攻撃される。
そんな理不尽な社会へ問いかけるルビッチに共感したんでしょうね。
このセリフを何度も言う息子がとても可愛らしく、愛おしく思います。

このセリフのいいところは、[星はあるよ!]てただの希望になってないんですよね。
もちろん、星はあると信じてるのですが、ないことを証明するのも、また価値がある。
前に進めるから。

ウチの息子は、どっちかと言うと、のび太くんみたいなタイプ。甘えたで、恥ずかしがりやで、心優しくて、でもワガママ。
出来杉くんみたいに、なんでも器用にできないからこそ、ルビッチと通じるものがすごくあったんじゃないかなーって、思います。

この映画が、このセリフが、これからの息子の生きる様々な局面で、背中を押してくれるといいな。

そんな、友達のような言葉と一緒に生きていけるよう、これからも一緒に映画を観たり、本を読んだりしたいなーと思います。

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