ハンガリー医学部🇭🇺予備コースの最新情報

※当記事では2023年6月現在の最新情報を掲載しております。
この記事はハンガリーの医学部への入学を考えている受験生の方々や今年からの入学が決まっている新入生の方々向けてのものです。
HMUハンガリー医科大学事務局公式サイトをすでに閲覧済みであることを前提とした記事なので、そうでない方は以下のリンクからご確認ください。

予備コースとは何か

予備コースは、本コースに直接入学するには英語や生物、化学、物理の知識において不安のある学生がその準備のために入るコースです。予備コースから本コースへ進学する進級率は、90%以上と高く、予備コースから本コースへ進級することは問題ありません。日本の入学試験で何度も失敗して医学部に入ることが出来ないことを考えれば、チャレンジする甲斐があると言えます。

HMUハンガリー医科大学事務局公式サイト

入試情報について

こちらの記事で詳しく書かれています。
現在すでに予備コースへの入学が決まっている方は、大学へ入るための入試を受ける形式がこれらの情報とは異なります。

予備コースから受ける大学入試について

受験のシステムが事務局の公式サイトに掲載されている本コース受験とは異なります。
これはブタペストにある予備コースの例ですが、3月の下旬から5月の下旬(遅くても6月中)の間に入試日が複数日程それぞれの大学で指定されているためその中から好きな日程を選んで受験します。(ペーチ大学とデブレツェン大学は例外あり)同じ大学を複数回受験することが出来ますが、大学によって回数の上限が異なるのでコーディネーターに事前に確認してから試験日の申請をしてください。

一回の試験で複数校の合格を貰えるという情報が散見されますが、その情報は一昔前のことで今現在は一校ごとに受験をしないと合格を貰うことができません。ご注意ください。

以下の情報はブタペストの予備コース生の入試スタイルになります

ハンガリー政府奨学金の申請をしている場合、3月の下旬から4月の上旬までの間に試験日が大学側から指定される場合があります。
この場合、英語研修生であっても9月入学生であっても入試までに授業が間に合いません。なぜなら、授業で全範囲の授業が終わるのが4月の下旬だからです。
そのため、奨学金入試を受ける多くの学生は冬休み明けから授業の先取りを始める傾向にあります。中には2学期の中間試験明け(2月中旬)から大学の授業を全て休んで自学自習を始める学生もいます。

出席日数がマクダニエルカレッジの卒業や、大学入試に影響はあまりしないそうなので皆さんかなり自由なスタイルで学校に通っています。

セゲド大学、デブレツェン大学の予備コースの場合

こちらの2校の予備コースに行かれた場合、ほとんどの学生がその大学にエスカレーターで上がります。ただ、ある程度の成績(赤点を取らない等)を収めないと予備コースで留年という話も聞いたことがあるので気をつけてください。一方、優秀な成績を収められた場合、試験無しで大学に上がれるそうなので、学校で内申点を高くとるコツコツタイプの学生には向いている学校だと思います。

この2校は、教授がその大学から来ているということもあり予備コースの成績が大学での自身のイメージに影響します
予備コースも予備校という感覚よりは高校に行く感覚で行った方がいいと思われます。


まとめ

掲載した情報はあくまで2022年度までの情報です。予備コースの教育システムはここ数年でデジタル化が進み、年度が変わるごとにシステムが変わる事がザラにあります。
先輩の情報、人づての噂話を鵜呑みにせず、予備コースから送られてくるメールや書類を精読してご自身で極力情報を掴むようにしてください。
deeplや Google翻訳、chatGPT等、英語を翻訳したり要約したりするのに便利なサービスがたくさん溢れているので最大限に活用して留学生活を頑張ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?