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【Pick Up!! 最新SAKEトピック! 2021/01/21版】

仕事帰りに夜の町を歩きましたが、8時以降はどこもお店が閉じておりました。
おかげで夜の時間が長くなり、映画や本を読む時間ができました。
最近アウトプットばかりで、情報を吸い取る時間が取れていなかったので、これを良い機会と捉えたいと思います。

それでは本日のニュースです。

「恐ろしい酒」!? ガラスの仮面・紅天女をイメージした日本酒

コロナ禍の終息を願い、国民的少女マンガ「ガラスの仮面」に登場する「紅天女」をイメージした日本酒が発売され、話題になっています。1997年に阪神・淡路大震災の復興を願っていちど発売されていましたが、新型コロナの終息を願ってリニューアル販売されることになりました。

販売するのは、「大黒正宗(だいこくまさむね)」を醸す神戸市東灘区の酒蔵・安福又四郎商店です。創1995年の阪神・淡路大震災で木造蔵が全て倒壊。最後に残った鉄筋蔵も2013年に寿命を迎え廃業の危機を迎えますが、近隣の白鶴酒造から設備の共同使用を提案され、酒造りを継続しています。

日本酒「紅天女」が初めて発売されたのは、1997年。1995年に起きた阪神・淡路大震災で、神戸が復興に向けてまだ暗く長い道のりを歩み始めた頃。それから24年。このコロナ禍の終息を願い、荒れた世を光で照らすという「紅天女」を、再び世に送り出すことを決意しました。

安福又四郎商店は、阪神・淡路大震災で何もかもを失った中で、それを乗り越え復活した酒蔵です。大変な世の中ですが、その熱き志に倣ってこの逆境を跳ね返していきたいです。


まんさくの花 酒かす食品販売開始

「まんさくの花」の丸醸造は、酒かすを使った食品加工品「ぽん酒」シリーズを発売しました。発酵食品ブームが続く中で、家庭で食べやすい商品として売り出します。

ペースト状の「ぽん酒ペースト」はチョコレートとホワイトチョコの2種類。クラッカーやアイスクリームにのせたり、コーヒーやホットミルクに溶かしたりして楽しんでもめる。
「ぽんしゅフレーク」は乳製品を一切使用していないパルメザンチーズ風味のフレーク。サラダなどに合うそうです。

日の丸醸造では年間約60トンの酒かすができますが、このうち半分を食品として販売し、残りは家畜の飼料として処理しています。食生活の変化で家庭消費が減ってきたいため、今回の新製品を通じて酒かすの消費量を伸ばすのが狙いです。

少しクセがある酒かすが、こうした形でカジュアルに楽しめれば、若者世代に浸透していくかもしれません。


四国酒まつり オンライン開催へ

第22回「四国酒まつり」は "感謝祭"と題して、3月6日に池田ケーブルネットワークのYoutubeチャンネルで放映します。
四国酒まつり実行委員会は、2021年1月20日より、未来の「四国酒まつり」につなげるため、クラウドファンディングを利用して支援者に返礼品として四国内の蔵元の地酒を届けます。

「四国酒まつり」は、四国内ほぼ全ての80蔵の銘酒を集合し、毎年3万人が来場するイベントです。日本酒愛好家では知らない人はまずいない、吉田 類 さんの「記念トークイベント」も開催し、更にスケールアップをしてきました。
今回のオンラインイベントでは52蔵の日本酒が登場するとのこと。地元でしか見られない珍しい銘柄も並んでいるので、気になる方はクラウドファンディングのサイトを覗いてみてください。

クラウドファンディングはこちらから。

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