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Webライターの契約形態|文字単価だけじゃない働き方[#051]

いらっしゃいませ!

50代のライター生活へようこそ!マスターのサケサカです。

Webライターの契約形態は、ほとんどの場合【1文字いくら】という形が多いと思います。

特にWebライター初期にクラウドソーシングで仕事を獲得する場合、他の選択肢を選ぶことはほとんどないでしょう。

しかし、Webライターの仕事の仕方はそれだけではありません。

同じクライアントワークだとしても、他の契約形態がいくつか存在し、そうした形を取ることで、より効率の良い活躍ができる場合もあります。

そこで今回は、Webライターの契約形態について考えてみたいと思います。

プロジェクト課金での働き方

クラウドソーシングなどで掲載されているほとんどの案件は、【1文字いくら】や【1記事いくら】といった従量課金による働き方です。

つまり、書いた記事(文字)数が多ければ多いほど、それに連れて収入も上がるというコトですね。

ほとんどのWebライターがこの契約方法で働いているでしょう。

この働き方のメリットは働けば働いただけ収入が増えるというコトであり、クライアントに認められれば(案件を乗り換えれば)単価がアップし、その分収入も飛躍的に上がる可能性を秘めています。

受注した案件の単価が1文字1円から2円に上がれば、作業量は同じでも収入は単純に2倍になりますからね。

しかし、この働き方は良くも悪くも『書いた分』だけがお金になるというコトです。

そして、多くの案件はプロジェクト単位での契約となります。

3ヶ月や6ヶ月、1年間といった期間契約をした上で、双方の了解があれば自動更新する場合もあるでしょうが、担当するメディアの投稿作業が終了してしまえば、仕事自体がなくなってしまうコトもあり得るのです。

とはいえ、こうした形態の案件は数自体も多く、比較的獲得しやすいコトも手伝って、特にWebライターデビューしたばかりの初心者にとっても取り組みやすい形態でしょう。

時給での働き方

次に【時給で働く】という契約形態もあります。

これはいわゆる外にアルバイトやパートで働く場合と同じく、書いた記事の量ではなく、働いた時間で報酬を得る方法です。

プロジェクト単位の契約ではなく、制作会社や出版社などと半雇用契約を結び(雇用形態の正式名称は案件による)、そこで発生する多種多様な案件に対応するコトが求められます。

この働き方のメリットは、記事を書く速度やクオリティといった実力が伴っていなかったとしても、契約がある限りは収入が得られるというところです。

まさにアルバイトで働く感覚に近いと言えるでしょう。

働き方としては直接クライアントのオフィスに通勤する場合と、完全在宅ワークで働くやり方の2つがあります。

在宅ワークの場合でも、勤怠管理のために毎日チャットやオンライン会議システムなどで連絡を取るなど、規定の時間ちゃんと働いているという証明をしなければなりません。

ただし多くの場合では、契約したライターがどのくらいの時間でどの程度の仕事ができるのかが分からないため、契約当初は一定期間オフィスに研修として通勤しなければならない案件もあるようです。

働いた時間の分だけ収入が得られるこの働き方は、記事を書くのが遅かったり、独自に多くの案件を獲得していくのが難しい初心者ライターにとっては、かえって効率的な働き方と言うこともできます。

その反面、就業時間などがクライアントに拘束されがちで、働く時間と場所を好きに選べる在宅ライターとしての働き方は、いささかイレギュラーなものとなりがちです。

さらに、単価制の働き方のように収入が倍増するコトはほとんどなく、長期的な働き方としてはあまりおすすめできないかもしれません。

ただし、常に個別営業をかける必要はなく、1社の仕事に集中できるというメリットも併せ持っていますが、こうした契約形態自体は元々少ないというデメリットもあります。

この働き方はクラウドソーシングなどで探すよりは、Indeedなど求人サイトで探すほうが見つかりやすいかもしれません。

業務委託での働き方

最後の1つは時給での働き方と同じように、特定のクライアントと業務委託の契約を結んで働くといった契約形態があります。

ただし、Webライターの仕事は1文字いくらといった従量課金の働き方でも、直接契約の場合などは【業務委託】という形態で契約するコトがほとんどです。

そのためここでいう【業務委託】とは、プロジェクト単位ではなくライター個人として、特定のクライアントと業務委託という契約を結ぶ場合を指しています。

例えば執筆した文字数や記事数、働いた時間数で報酬を計算するのではなく、1ヶ月いくらといういわば月給制のような契約形態です。

この契約形態は月によって仕事量の大小が変化しても、一定の収入を得るコトができ、収入が不安定なフリーランスにとっては魅力的な契約方法とも言えます。

ただし、契約時に報酬金額に対しても求められるある程度の仕事量を互いに確認し、納得した状態にしておかなければ、後々トラブルの種になってしまう可能性もありますので、そこは注意してください。

この形態の契約方法は、クラウドソーシングや求人サイトで募集されているコトはほとんどないでしょう。

しかし、制作会社や出版社などと長期に渡って直接契約を結んだ状態にあり、そうした交渉をできる状況にあるとしたら、一考の価値はあるかもしれません。

収入が安定せず常に営業活動にリソースを取られるフリーランスにとっては、時として魅力的な契約方法でもあります。

こうしたさまざまな契約形態がある在宅型のWebライターですが、自分の力量や働き方のフェーズによって契約形態を選ぶコトで、より効率的に望む収入を得られるというコトもあるでしょう。

やみくもに仕事を求めて日々消耗するだけでなく、こうした視点を変えてみることも在宅ワークのネットワーカーで成功する、1つの秘訣とも言えるのではないでしょうか。

では、また明日!

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