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自転車旅社会学 モデルルートを見る

自転車活用推進計画に基づき、サイクルツーリズム推進のモデルルートが多数定められています。その中には過去の投稿で触れたものもあります。

モデルルートの一覧は上のページでご覧ください。日本全国にあります。

サイクリングコースが設定しやすい1周ルート(いわゆる〇〇イチ)もたくさん含まれています。浜名湖や琵琶湖は湖を1周します。

今年訪れた三方湖の縄文博物館周辺もコースに含まれています。そういえば路肩に矢印が書いてあったような気がします。そのほか諏訪湖(冒頭の写真)や阿蘇山もモデルルートに設定されていました。

諏訪湖の事例 2005年5月

諏訪湖に行くのに山梨からの道のりを設定してみました。

甲府盆地から進む場合は国道20号の平坦な道を進みます。

釜無川の上流に向かって自転車をこぐような形になります。

県境の富士見町あたりが起伏の頂点になります。急な起伏ではなかったと思います。

諏訪にはEPSONの社屋があります。精密機械工業は綺麗な工業用水を必要としているから諏訪湖周辺に工場が集まったと地理の教科書には書いてあった気がします。

訪れた当時、諏訪湖周辺はこんな感じでした。今ではもっと自転車が走りやすいように整備されていると思います。景色の綺麗な湖畔を眺めながらサイクリングするのは非常に楽しいと思います。

阿蘇山付近 2003年4月

阿蘇山は大分、熊本からも訪れることができます。ここでは宮崎県延岡市から自転車をこいでいきます。写真が小さくてすみません。

宮崎県延岡市から国道218号で阿蘇に向かっていきます。

途中の高千穂町では千と千尋の神隠しがあったりして・・・


山を登っていきます。谷間が深いので高架橋がかかっています。

ぐるっと1周まわって上の高架橋を通ります。ここが一つのポイント。

阿蘇山はこんな感じです。

阿蘇山はカルデラの盆地形ですが、阿蘇山地域から出る際は西側に上り坂がなく、下り坂で熊本まで行くことができます。起伏の多い箇所ですが、豊かな自然を楽しむことができます。

総括ですが、日本の魅力は東京横浜や京阪神などの大都市ばかりではありません。地方に行けば豊かな自然がそこにはあります。日本人が地方を楽しむとともにインバウンドで来日した外国人が自転車で日本の豊かな風景を楽しむことができると地域の活性化につながると思います。


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