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フランスに渡米?こっちは日本で渡伯!

フランスに渡米という文言はある掲示板で一時期はやったあるコピペです。フランスに渡仏ではなくて渡米みたいな一見矛盾するような体験、日本でやってみました。伯とはブラジルです。日本でブラジルに渡ってみました。

やってきたのは名古屋市緑区にある異国精肉店「The Amigos」です。店内に入ると異国情緒たっぷり。ブラジルの雰囲気があらわになります。

店内にはポルトガル語で書かれた海外製品やトムとジェリーに出てきそうなステーキ肉がところ狭しと並んでいます。

品ぞろえ感が何かしら日本のスーパーと違うのを感じます。異国情緒たっぷりです。

ここでは牛テールの冷凍品と赤身肉を買いました。ついでに帰り際に食べながら帰るためのポン・デ・ケイジョ(チーズ入りパン)も買います。

まずは赤み肉です。個人的には霜降りより赤身たっぷりの方が食べ応えがあって好きです。また焼肉食によるダイエット(つまり高たんぱく低脂質食でしかも炭水化物はとらない)をやる時は赤身肉を使います。 

さいころの大きさに切って、マジックソルトを振りかけます。あらかじめ切り分けた牛脂身から脂分を過熱して取り出し、赤身を焼くのに使います。

あとは普通にフライパンで焼くだけでさいころステーキができます。次は牛テールです。テールの骨部分から出汁をとります。

冷凍の牛テール(しっぽ)。これを4時間くらい煮込みます。

まずは軽く茹でて、黒色のアクを出します。アクが出てきたら水を全部取り換えて、牛テール肉をサッと洗い流して、汚れを取ります。

肉の表面上に付着した油は汚れている場合もあるので、必ず軽く茹でてから洗い流します。この段階では出汁が流れ落ちる心配はいりません。

玉ねぎ、生姜、自宅で自生しているニラとその他屑野菜で本格的に牛テールを煮込んでいきます。

鍋の底が濁ってくるまで4時間近く煮込みます。テールの骨から出汁を搾り取ります。

美味しそうな出汁が取れました。骨の周りについている肉はスプーンで綺麗にはぎとり、具材として使用します。食材は無駄にはしません。

そこそこの量のテール肉を掻きとることができました。玉ねぎ、にんじんとともに煮込んだら、ご飯を投入し塩で味付けしたら卵を最後にいれます。

見栄えは汚いですが、牛テールスープのクッパ국밥が完成しました。お好みで唐辛子を振りかけて食べます。お昼に食べました。ご馳走様でした。

総括ですが、経験が重視される社会では高卒の方がフランスに渡米した経験を活かして充実した仕事してるようです。心理的な壁作って自分の世界に閉じ込もるようなことはしないで、今しかできない経験して(人生の)経験値を積むことは大事なことかもしれません。(ここまでの部分は「フランスに渡米」でググれば分かります。)世界的な経験を積みたい方は是非、日本の中のブラジル。異国精肉店に足を運んでみてはいかがでしょうか?




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