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夏は海やバーベキュー、キャンプなどレジャーを楽しみたい季節ですよね。対策していてもうっかり日焼けしてしまい、赤みや痛み、かゆみが出てきたなんてことはありませんか？
「日焼けぐらい数日経てば治るだろう」と正しい対処をせずにいると、悪化したり他のトラブルにつながる可能性があります。
この記事ではうっかり日焼け日焼けの症状別のアフターケアをお伝えします。

日焼けは2種類｜サンバーンとサンタン

まず日焼けの種類は2種類あります。
・サンバーン：紫外線に当たると数時間で赤くなりヒリヒリする日焼け
・サンタン：赤い日焼け（サンバーン）が消失したあとに色素沈着を起こして皮膚が浅黒くなる日焼け
サンバーンが起きているときに、いかに対処するかでシミやそばかすを防ぐことができます。

日焼けして赤くなってしまったときの対処法

日焼けは「日光皮膚炎」という皮膚炎の一種で、皮膚がヤケドを起こしているのと同じだと言われています。だからこそ、アフターケアは正しく行うことが大切です。

①冷やす

日焼けして肌のほてりや赤みが出ているときはすぐに冷やし、熱を抑えることがポイント。日焼けしている部分に冷水をあてる、保冷剤をあてるなどでクールダウンをしましょう。保冷剤を使用するときは直接肌にあててしまうと凍傷を引き起こす可能性もあるので、薄手の布やタオルでくるんであてるのがおすすめです。

②保湿をする

紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下し、乾燥を引き起こします。ほてりや赤みが落ち着いてきたらしっかりと保湿をすることも心掛けましょう。

特に、赤みは皮膚が炎症を起こしている状態でとても敏感な状態です。いつも使っている化粧水がしみたりすることもあるかもしれません。そんなときは無理にお手入れするのではなく、乳液やクリームなど肌の表面を保護するお手入れのほうが刺激が少ない場合もあります。肌の状態にあわせてお手入れ方法を選びましょう。

しみない場合は、ほてりを抑えるためにローションパックもおすすめです。いつも使っている化粧水をコットンに染み込ませて3分〜5分程度パックしましょう。

日焼けして痛くなったときの対処法

長時間日焼けしてしまったときに肌が痛くなることがありますよね。日焼けして痛みが出てきた場合も基本的には日焼けして赤くなった肌とアフターケアは一緒です。ここでは日焼けして痛いときの対処法を解説していきます。

①冷やす

日焼けしてヒリヒリと痛む部分も冷やすことが大切です。冷やしたタオルや柔らかいタオルにくるんだ保冷剤を痛む部分にあてましょう。痛みが広範囲にわたる場合は、冷水を浴びるのもおすすめ。

②冷やしたあとはしっかり保湿を

ほてりが取れて、肌がひんやりするくらい冷やすことができたら化粧水や乳液、クリームで保湿をしましょう。日焼け後は肌がとても敏感になっているので、痛みがひどいうちは無理をせずに痛みが落ち着いてから低刺激でシンプルな処方のものや、抗炎症の成分が入っているものでスキンケアを。

化粧水をつける際にこすってしまったり、パッティングをすると肌に刺激になるのでやさしくハンドプレスをするか、ローションパックをしてお肌の炎症を鎮静させましょう。

③痛みがひどい場合は？

冷やした後もヒリヒリとした感じや赤みが残る場合は医師の診断を仰ぎましょう。

日焼け後に皮むけしたときの対処法

皮むけは皮膚の生まれ変わりのサイクル（ターンオーバー）が乱れている証拠です。通常は28日〜48日でターンオーバーが起こりますが、紫外線のダメージを受けると3〜7日でターンオーバーが起こり、未熟な細胞がお肌の表面に出てきてしまいます。皮むけしたときの対処法をご紹介します。

①皮は無理やりはがさない

日焼けによってむけた皮を無理にはがしたり、むやみに触らないことが回復の近道です。皮をはがしてしまうと未熟な細胞まではがれてしまうこともあります。

未熟な細胞がはがれてしまうと肌がしみる原因にもつながるので、はがさずに保護しましょう。

②保湿する

皮向けしている肌は水分が極度に失われている状態でバリア機能が低下している状態です。「お肌に水分を入れる」「皮むけ部分を保護する」ことがポイントです。

肌のなかにしっかりと水分を届けられる化粧水をたっぷり使いましょう。肌が敏感になっている状態なので、アルコールやメンソールが入っている化粧水は避けて低刺激処方の化粧水を使いましょう。

化粧水で入れた水分が逃げないように乳液やクリームなどを塗って保護しましょう。シンプルな処方の乳液・クリーム、ワセリンなどがおすすめです。

日焼け後にぶつぶつができたときの治し方

長時間紫外線に当たるとお肌が赤くなり、ヒリつき、湿疹や水ぶくれを起こすことがあります。

紫外線によってダメージを受けて修復が困難になった角層細胞を排除するための現象と考えられています。ダメージを受けているお肌をしっかりと回復させるためにも正しいアフターケアを心がけましょう。

①冷やす

日焼けした肌はやけど状態なのでまずはしっかり冷やしましょう！赤みがあるところを冷水ややわらかいタオルでくるんだ保冷剤をあててクールダウンを。

ほてりが落ち着いたら、低刺激な化粧水や乳液でしっかり保湿をすることも大切です。スキンケアがしみる場合は無理に行わずに、痛みやかゆみを抑える消炎作用のある軟膏を塗って様子をみましょう。

②それでも治らない場合は皮膚科へ

軟膏を塗っても治らなかったり、ひどくなるようならすぐに皮膚科医の診察を受けましょう。また、短時間紫外線に当たっただけでもぶつぶつと湿疹や水ぶくれが起こる場合は「日光過敏症」の可能性もあります。自分自身で判断せずにすみやかに皮膚科医に相談することをおすすめします。

日焼け後におすすめのアイテム3選！おすすめ理由と使い方も解説

①アベンヌウォーター

南フランスにあるセベンヌ山脈麓のアベンヌ村の地上に湧き出るアベンヌ温泉水を100％使用したスプレータイプの化粧水。ほてったお肌をやさしく鎮めます。大容量で全身に使えるのもうれしいポイント。コットンにアベンヌウォーターを含ませてコットンパックもおすすめです。

②ネーチャーリパブリック スージング＆モイスチャー アロエベラ92％スージングジェル

しっとりと水分を供給してくれるビタミンが豊富なアロエジェル。
肌の鎮静と保湿効果の高いリアルアロエ92%配合でお肌をやさしく鎮静します。ジェルタイプなので日焼け後で敏感になったお肌にも刺激を与えることなく使えます。

③IPSA イプサ スキン ケア ザ・タイムR アクア 200ml 医薬部外品

イプサ独自の保湿成分「アクアプレゼンターIII」が、肌表面にうるおい成分を留まらせる人工的な水の層をつくるので、日焼け後の乾燥しがちなお肌にみずみずしくうるおいを与えます。鎮静効果のあるグリチルリチン酸ジカリウムとブライトニング効果のあるトラネキサム酸配合でお肌に負担なく、ブライトニングケアもできる優れもの。

日焼けのダメージを最小限に抑えるアフターケアを！

日焼けしてしまったあとも、正しいアフターケアをすることで炎症を最小限に抑えることができます。

日焼けをするとシミやそばかすの原因となるメラニンが日焼けをした72時間後に生成されてしまうといわれているため、早めにケアすることが大切です。

何よりも、一番良くないのが日焼けしたあと「そのまま放っておくこと」です。日焼けしてしまったあとはすぐに「冷やす」「保湿する」を徹底しましょう！

日焼けダメージを早く回復させる！おすすめ食品を解説

日焼けダメージをより早く回復させるために肌のターンオーバーを活発にするビタミンA、C、Eを含む食品を摂るようにしましょう。

日焼けダメージを最大限に抑える！普段からできる予防方法とは？

日焼けは普段から予防することが最も大切です。日焼けをしないためにも日焼け止めをきちんと塗ることはもちろん、日傘をさす、帽子を被る、サングラスをするなど紫外線を物理的に遮断するのも効果的です。

日焼けしても正しいアフターケアを知っていれば安心です。今回、ご紹介した方法を実践して日焼けしてしまったお肌をいち早く回復させましょう。それでも治らない場合は自己判断せずに、皮膚科医に相談してみてくださいね。