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4/16ロックダウンと隔離(covid-19)

zoom飲み会が流行っているおかげで日本の友人と話す機会が増えました。やはりチェコの状況はどうなの?と聞かれるので、現在まででどうだったかを振り返りつつ記録してみたいと思います。

規制が始まってきたのが3/11。大抵が夜のうちに話し合われて翌日朝から実行。とにかく毎日何かしら追加変更されているのでフォローするのが大変でした。今考えるとこのスピードが国民を混乱させない、無駄な行動準備をさせないのに必要なのかもしれません。
3/11 図書館、ギャラリー、ミュージアム等の施設は閉鎖。100人以上の集会やイベント禁止
3/12 パブやカフェなど営業時間は20:00まで。30人以上が集まる集会、イベント禁止。ジム、プール、スポーツ施設、クラブ、ギャラリー、図書館、ショッピングモール、娯楽施設等閉鎖。ハイリスク国出入国禁止。外国人へのビザ発給禁止(長期滞在も)
3/14 日常に必須な店舗以外はクローズ。レストランなど持ち帰り営業は可能
3/16 ロックダウン、外出禁止令 3/24まで予定。公園の散歩や仕事に行くのは可能。基本的に出国したら再入国できない。
3/18 屋内施設マスク着用義務。公共交通はマスクをしないと乗れない。スーパーの10-12時は65歳以上の高齢者のみ。食料品店は、1時間ごとにバスケットやドアの手すり等の消毒義務。
EU封鎖。欧州連合は、第三国からの渡航を30日間、原則禁止
3/20 外出時マスク着用義務
3/21 国境完全封鎖。許可証がないと国をまたげない。
3/26 公共の場での2人以上の面談、集会禁止。マスクをはずして喫煙は禁止
3/31 外出時、屋内でも人と2mの距離を保つ。
この間何度か外出禁止令は延長され、現在では4/30までとされています。

非常事態宣言後の街の様子。私はスタジオに作業に行くことがありましたが、メトロには乗らず、最低限のバスかトラムに乗り、なるべく歩くようにしていました。家に一日いる時は近所を散歩する程度。

運転手はリスクと戦わなければならないので乗客は前の方には行けないようになっています

スーパーではビニールのグローブをするか、手を消毒することが義務付けられています

スーパーのパンもむき出して販売するのは禁止されました。

お店の密度を上げない、2mを保つために外に並んで入店を待ちます(写真は肉屋さん)


ヴォキンコと呼ばれる小さい窓口から、レストランは持ち帰り販売のみ許可されています。ビールも多くは1〜2リットルペットボトル売り。

イースターを境にヨーロッパ内で緩和方向と厳しいロックダウンを継続する国と別れてきているようです。チェコは緩和方向で、4/20からファーマーズマーケットも始まるとか。。
最近は夏時間になり日が伸びて夏のような気候になってきたせいか、公園でマスクを外して飲食する人、ピクニックをする人、飲み歩き、歩きタバコが目に付きます。周りに流されず、ストレスをためすぎず、自分で考えて自分を守ることが周りにも迷惑をかけないことにつながるのかもしれません。



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