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数字の7が意味するもの

みなさん、こんにちは。
今回は数字の7についてお話したいと思います。

みなさんは7にどんなイメージを持っていますか?

『ラッキー7』という言葉がありますが、
そこからも、なんとなく良い印象を抱いている人が多いように感じます。
わたし的にも大好きな数字です。

7は奇数なので男性性を表します。
男性性は前進していく力や攻撃性、開拓心など、前に出ていこうとするエネルギーです。

反対に偶数である女性性は受動や許容、警戒心や内省する力を表します。

この二つがそろって人間性が出来上がるので、
どちらが多い少ないはあっても、誰の中にも、男性性、女性性が存在しているわけです。

7は奇数の中でも特に男性性を象徴する数だと思います。
タロットカードで7は戦車、
勝利や前進、飛躍という意味があります。

ひとつ前の6は関係性を表し、
調和のとれた状態、周囲との協調や協力を意味して、平和な状態を表しますが、
7はそこから飛躍しようとします。

6の状態が心地よければ良いほど一歩踏み出すのには勇気やエネルギーがいりますが、
7とはまさにそういう強いエネルギーを象徴しているんです。

わたし的には、『自分』を象徴する数だと思っています。
周りの意見ではなく『自分』はどう思うのか、どうしたいのか、そんなことを突き詰めていくエネルギー。
そして実行していく勇気や力、そのものだと感じます。

聖書には、『神は7日間で天地を想像した』とあります。
そして古代バビロニアでは『魂は7つの惑星を通り昇天する』と言われていました。
仏教では亡くなった方の法要を7日ごとに行います。

ちょっと壮大な感じで言うと、
7は人間文明を表す数字ではないでしょうか。

人間はかつて自然の中で、他の動物や植物と共存して生きていました。
もちろん、厳密に言えば今でもそうですが、
人は、ただ単に自然と調和して生きてきたわけではなく、
人として、人類として、
ある意味独特な進化を遂げてきました。

人と他の動物たちとの違いを一つ言うなら、
宗教や思想があると思いますが、
そういったものの中には、7という数字がとても象徴的に表れています。

自然の中で、ただそこに準じて生きてきたのではなく、そこから一歩踏み出し、
人間独自の生き方を模索してきた結果が、今のわたしたちの文明なのではないでしょうか。

さっきタロットで7は『戦車』のカードと言いましたが、
17は『星』です。
暗闇を照らす道標や希望、という意味があり、
このカードが出ると吉兆と読むことが多いのですが、
もう一つ『ありのままの自分』という意味もあり、
誰のためでもなく、自分のために、自分が心地いいように生きる。
その大切さを教えてくれています。

『数字の5は好きですか?』の記事で、
「5は誰に何を言われても自分の好きなことをするという数字」
と言いましたが、
7は、もはやそんな周囲の言葉すら耳に入らない、
自分一点に集中した状態です。

専門家や技術者、大学教授にも7が強い人が多いといわれています。

勇気をもって前に進もうとするとき、それを後押ししてくれるのが7のパワーです。
現状を変えていくのはいつだって自分自身の力、
待っているよりも動く、それが自分らしいと感じさせてくれる頼もしい数字なんです。

もちろん動くよりも待つことが大事な時もあります。

奇数と偶数は交互に連なって、螺旋を描きながら永遠と続いていきます。
数字も一つのサイクルです。

「数字とは人が作ったものではなく、森羅万象の中に元々あった概念」
というお話をしたことがあるんですが、

数は数学や科学だけの専売特許というわけではなく、人間そのものを表すもの、でもあるのでしょう。

今のところ、数に果ては見つかっていません。
考えてみれば宇宙の中で人間が把握できていることの方が少ない、
ニコラ・テスラの言葉を借りるなら
「数字の真の意味を理解できれば、宇宙の神秘を理解できるかもしれない」
そんな気がして仕方ありません。

もし今、何か行動を起こそうとしているなら、
そして一歩踏み出す勇気が必要なら、
ぜひ7の力を取り入れてみてください。

数字の力を取り入れるというのは、
その数を常に意識して深層心理に定着させるということです。
アファメーションと同じです。

わたし的には、数字をメモに書いてスクショしたものを、ドンと待ち受けにしたりしてます。騙されたと思って、一度試してみてください!

ということで、今回も最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。

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