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【購読無料】『パチスロ甲鉄城のカバネリ』20万G以上打ってみて思う、楽しむための考察-其ノ三



はじめに

 初めてこの記事を目に止めていただいた方、前回から引き続きこの記事を目に止めていただいた方改めてありがとうございます。沙希原(さきばら)でございます。今回は有料と設定はさせていただいておりますが、投げ銭用に設定させていただいており、全文無料でお読みいただけますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。前回からさらに打ち込みまして、累計がついに20万ゲームを超えるところまで来てしまいました。その間に公式の情報局から公開された内容でしたり、色々見えてきた細かいところを一部考察を交えてご紹介していこうと思います。ただ、今回の内容に関してはかなりマニアックな部分となると思われますので、ある程度打ち込んでから読まれることをオススメいたします。

公式情報局から公開された内容

©カバネリ製作委員会 ©Sammy

 まず、ここでは公式より発表があった内容のうち気になる部分をまとめていこうと思います。全文については上記バナーにリンクを貼ってありますのでそちらからご確認ください。

規定ゲーム数の当選確率

 ついに公式から各規程ゲーム数の当選率が設定1のものではありますが公開されました。内容は以下の画像となります。

カバネリ情報局より引用

 おおむね打感通りといった感じでした。低設定と思われる台を打っているときの250Gはほぼほぼ当たらないと思ってしまうほどだったので、やはりそこには設定差があるのは確実かなと思います。

BBランクアップ

 BBランクアップについて一部公式から公開されました。

カバネリ情報局より引用

 以前より判明していた内容は、「美馬CZ失敗時には必ず1以上UP」「駿城失敗時には上昇の可能性あり」程度の内容であったため、設定推測には生かせない、あくまでもそういうものがあるんだ程度でしたが、今回の発表により設定推測に生かせる可能性がでてきました。

初期BBランク

 初期BBランクについて設定1の数値のみ公式より公開されました。

カバネリ情報局より引用

 BBランクはボーナス当選時にエピソードボーナスとなる割合に影響を与えるものですが、ごらんの通り設定1ではランク4以上が半分以上占めるというものでした。ランク6でエピソード確定となるので低設定でも比較的早いエピソードボーナスはお目にかかれるようです。

有利区間引継ぎの条件

 有利区間切り替えのタイミングはST開始の準備中のところですが、一部条件を満たした場合は有利区間が引き継がれます、条件は以下の通りです。
①残り有利区間ゲーム数が2450G以上ある場合
②差枚で2400枚以上出せる状態

このどちらも満たした場合のみ有利区間が引き継がれます。黒煙ポイント蓄積から裏美馬を狙う際は必ずどこで切れているかを履歴から推測して立ち回るとより精度が増すでしょう。

俺が無名を助けるフラグ

 獲得枚数が平均2450枚に到達すると内部的に裏美馬STと同じ抽選を行う「俺が無名を助けるフラグ」が成立し、チャンス目の当選率が33%になり、カバネリボーナス当選時の獲得枚数が400枚以上となる状態に突入します。有利区間を切るタイミングがST開始時に設定されているため2400枚以上獲得できる状況になかなかなりませんが、覚えておくと少し熱くなれるかもしれませんね。

それじゃあ1000枚目標でフラグ

 3月31日の「サミーの日」に新たに情報が公開され、設定変更後1回目のST突入時に特殊な抽選が行われていることが判明しました。その名も「それじゃ1000枚目標でフラグ」設定変更後1回目のST突入時の0.3%の抽選に当選すると、そのST中に当選したカバネリボーナスで1000枚が選択されるということです。(ST終了or1000枚に当選でフラグはクリアされます。)
 連日設定変更がされているホールでは朝一狙いは大変美味しい可能性がありますね。

無名回想ゲーム数

 サミーの日公開情報の2つ目は無名回想のゲーム数抽選についてです。無名回想は1000枚獲得時に出てくるエピソードボーナス「燃える命」の後に裏美馬ST突入をかけたCZのような区間ですが、そのゲーム数は70or100となっています。その選択率は通常ST開始~燃える命EP終了までの経過ゲーム数(確定画面は除く)で変化することが公開されました。305G未満だと無名回想は100G、305G以上だと無名回想は70Gになるということでした。
 当初から無名回想はスロットの型式試験である短期出玉試験の対策区間と言われていたので内容が発表されたのを見て納得でした。短期出玉試験は「任意の400Gの区間における出玉率が300%未満であること。」が条件となるため、305G未満で1000枚到達しさらにそれ以上出てしまうとこの条件に漏れてしまう恐れが出てくるためにそういう措置がされているんですね。

個人的考察内容

 ここからは私が今までに経験したことをもとに考察したこと、ネット上でささやかれている噂など、様々なことについて書いていこうと思います。

各フラグに関して

 まず初めに各フラグについて一通り考察していきます。これから記載する内容は公式から提示されているわけではないので、一部誤っている場合もありますのであらかじめご了承ください。

・右下がりリプレイ

 順押し時の右下がりリプレイは内部的に押し順チャンス目になっています。100G区切りのチャンス目ナビ高確など特定の状態では押し順が指示されチャンス目が停止します。また、ST中に引いた場合はナビされるかの抽選があり、その抽選に当選すれば押し順がナビされ、漏れた場合は加速中ではそのまま順押しに、加速以外ではカバネリチャレンジが発生し3択の押し順当てになります。

・チャンス目

 単独チャンス目には押し順チャンス目(リプレイ)と共通チャンス目(1枚役)があります。複合チャンス目とオールスター目に関しては基本的に押し順に関係なく停止します。ただし、すべてのチャンス目は特定の押し順をするとリプレイ、もしくは1枚役として隠すことが可能です。これは一部演出中のチャンス目を表に出したくない場面(チャンス目が抽選に影響を及ぼさない区間)のための措置で普通に打っている分には一切気づくことがないと思われます。主な場面は「エピソードボーナス-明けぬ夜」「エピソードボーナス-燃える命」などで、この間は特定の打ち方をしない限りチャンス目が表に出てくることはありません。押し順ナビを無視すれば止めることは可能ですが、出てきたチャンス目はたとえオールスター目であっても抽選になんの影響も及ぼしません。
 おまけ:上記エピソード中の押し順ナビはナビされた場所のひとつ左を押すとチャンス目を止めることが可能です。(例:左ナビ時→右から押すとチャンス目、中ナビ時→左から押すとチャンス目)

EB-明けぬ夜中、右ナビを中から押して止まったオールスター目

・右上がりベル(1枚ベル)

 通常時は特に変わったことはない1枚ベルですが、CZ中は無名・生駒と活躍することの多い小役。特に一番活躍するのがカバネリボーナス中です。実はカバネリボーナス中の逆押し技術介入(以下の出目)は内部的にはこの1枚ベルが成立しています。

 通常時に帯演出Step1の来栖など1枚ベル対応の演出がありますが、そのタイミングにペナ覚悟で逆押しすると上記の出目を止めることも可能です。ただ通常時に止めても何も恩恵はない上、ペナルティはどのようなものをくらっているかもまだ詳しくわかっていないのでお試しの際は自己責任でお願いします。

・6枚ベル

 本機で唯一出現率に設定差の存在する小役。差はそこまで大きくはありませんが、設定推測において答え合わせ的に活用することは可能です。設定投入が期待できる場合は積極的にカウントすることを私は推奨します。目安は1000G40回で、マイスロをやっていれば1000Gごとにミッションクリアの案内が出るのでそのタイミングで回数を確認し設定推測の目安にするといいと思います。

・右上がり、下段リプレイ

 無名チャンス目を期待させるためのリプレイ。ST中の屍ナビ演出ではこのフラグかチャンス目。左下段リプレイ以外でチャンス目1確定。このフラグに泣かされたこと数知れず。リプレイである以外の効果はこのフラグには期待できません。何か特別な効果があることをご存じの方はご一報ください。

・上段リプレイ

 無名以外のチャンス目を期待させるためのリプレイ。ハサミ打ちだと右下がりにリプレイが揃うのでこの停止系は順押し。ST中のポージング予告時はこのフラグかチャンス目なので左上段にリプレイ否定でチャンス目1確。上記下段・右上がりリプレイ同様泣かされたこと数知れず。こちらも何か特別な効果があることをご存じの方はご一報ください。

・13枚役こぼし目

 上記画像の停止系は13枚役を順押しで取りこぼした際に停止する目となります。役割としては特に意味はありませんが、無名CZ中にもしかするとカウントした方がいい可能性があります。詳しくは後述する「CZ中の設定差」の項目で詳しく説明させていただきます。

・共通1枚役

 どこから押しても1枚を獲得する、ハズレとしての役割を持つ小役。チャンス目の代わりに押し順ナビが発生することもあり、押し順ナビ=チャンス目とならないようにするための役割が大きい役。プレイヤーにプラスに働くことはほぼありません。

特定区間のナビに関して

 皆さんは駿城ボーナスや無名回想中に13枚役がナビされずイライラした経験はありませんか?私もカバネリを打ち始めた最初のころはよくそのイライラを経験していました。今回はその悩み解決させていただきたいと思います。この2つの区間中の13枚役がナビされる条件が判明いたしましたので、詳しく解説させていただきます。
・駿城ボーナス、無名回想中の共通点
 これら2つに共通しているのは「13枚役ナビ状態」「13枚役非ナビ状態」が存在し、その状態の移行には『13枚役の成立』『1枚役をn回以上引くこと』がトリガーになっているということです。つまり13枚役と13枚役の間に必ずn回以上の1枚役を成立させなければならないということです。1枚役の種類については何でも構いません。共通1枚役でも、13枚役こぼし目でも、右上がりベルでも、なんなら共通チャンス目でも大丈夫です。ただし、リプレイや6枚ベルはナビ状態移行に影響がないので、押し順チャンス目(内部右下がりリプレイ)では13枚役ナビ状態が移行することがありません。

・駿城ボーナス
 駿城ボーナスではまず13枚役ナビ状態からスタートし、13枚役成立後は非ナビ状態へ、そこから1枚役を1回成立させるまで非ナビ状態が継続し、成立後はまた13枚役ナビ状態へ、以下繰り返しとなっています。
・無名回想
 無名回想では13枚役非ナビ状態からスタートし、1枚役を4回成立させるまで非ナビ状態が継続、成立後は13枚役ナビ状態へ移行し、13枚役成立後は非ナビ状態へ、以下繰り返しとなっています。
 これが分かったらなにか得することがあるのか?ということですが、枚数的に得することは全くありません。ただし演出を楽しむという意味では大いに意味があります。13枚役のナビはレバーオン直後に発生しますが、チャンス目の押し順ナビはリール始動時に発生します。つまり現在が13枚役ナビ状態であることが分かっている場合レバーオンで13枚役がナビされないだけでリール始動時にナビこい!とちょっとだけ熱くなれるのです。ただデメリットもあって13枚役がナビできる状態でチャンス目でもなくナビが発生しなかった場合、共通1枚役や右上がりベルなどが成立しているので枚数を損した気がしてしまうということです。ただこれらのことを知らず、ナビが来なくてイライラするよりも、はるかに精神衛生上いいので私はこれに気づいたとき複数あるカバネリストレスの一部が解消され冷静さを保つことが容易になった気がしました。ぜひ皆さんもレバーで13枚役ナビが発生しない~リール始動までのほんのひと時のちょっとした熱さを体験してみませんか?

CZ中の設定差

 今回ご紹介するのは現状設定差があるのではないか?と言われている噂のようなものです。そこはあらかじめご理解の上ご覧ください。では、その設定差があるのは一体何かというと、「無名CZで連撃中の13枚役ナビ発生率」「生駒CZでハズレ時のライフ減算率」この2つです。それではこの2つについてそれぞれ詳しく解説させていただきたいと思います。
 無名CZでは小役の連続成立でボーナス当選を目指すわけですが、連撃が始まると13枚役成立時に頭だけナビされ残り2択の択当てが発生することがあります。これは停止目を見ている限り連撃中に13枚役が成立しても毎回ナビされているわけではないということは明らかです。(停止目については前項の各フラグに関してをご覧ください)しかもその発生率は高設定を打っているときほど体感的に発生しやすい傾向にあると思っています。ただ現状サンプルは集められていないためあくまでも体感、噂の域を出ませんが、可能性としては0ではないかなと思っています。過去に公式の情報局へ質問を投げたこともありますが、返答はされていないので公式としても公にはしたくない内容なのではないかなと予想しています。
 生駒CZでは生駒の所持ライフがハズレ時(今回は13枚役のこぼし目or共通1枚役)の一部で減算、小役で回復を繰り返し20G耐え抜くわけですが、このハズレ時減算率に設定差が存在すると噂されています。これは私自身も感じていて、低設定はハズレ時にほぼほぼ減算されるのに比べ設定4以上が確定した台では減算発生率が7割くらいに下がっている気がしています。とにかく演出の発生しないゲームが多かったり生駒が避けまくります。単純にハズレ時の減算率が高設定ほど低くなるのか、ライフ満タン時の内部にライフを獲得する抽選が高設定ほど優遇されているのか、詳細は不明ですが、とにかく生駒が強い台は高設定というのはあながち間違いというわけではなさそうというのが現状の私の見解です。

最後に

 今回はかなり長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。私は今もカバネリを打つ機会が多く、考察を重ねる日々となっておりますが、個人の思考ではなかなか手づまりに近い状態になってまいりました。多くの方の様々な視点からのご意見もお聞きしたいので、ぜひtwitterのDMなどでお寄せいただきたいと思います。また、今回の記事が面白いと思っていただけた方が投げ銭をできるようにさせていただきました。今後の活動に活かしていきたいと思いますので、よろしければそちらもよろしくお願いいたします。次回其ノ四では通常時のチャンス目を使った設定推測について書いてみようと思っておりますので、次回もお読みいただけると幸いです。
 それでは今後も皆様のよきカバネリライフが過ごせますように。

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『パチスロ甲鉄城のカバネリ』4万G打ってみて思う、楽しむための考察-其ノ一

『パチスロ甲鉄城のカバネリ』7万G打ってみて思う、楽しむための考察-其ノ二

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