Teach for Japan創設者の松田さんのセミナー「グローバル教育の誤解を解く。」参加しての学び。
授業で受けている内容なんて20%も残ってなんかいない。
みなさんこんにちは!兵庫県の高校で英語教員をしている赤松と申します!
今日はオンラインでTeach for Japan創設者の松田悠介さんから「グローバル教育の誤解を解く。」をテーマに話を聞きました。
松田さんなのですが、体育教師であったのにも関わらず、日本の教育に課題を感じ、アメリカのハーバード大学に留学することを決意しました。
そして血の滲むような勉強の末なんとハーバード合格。
そこでの授業内容が大変興味深かったのでシェアしたいと思います。
アメリカの大学はリーディングやプレゼンなどの課題が大変多い国で、松田さんもリーダーシップ専攻でしたが、毎週何百ページものリーディングと発表をしていたようです。
ですが、授業で先生に言われた衝撃の言葉
「俺の講義から何か学ぼうと思うなよ。今のご時世このリーディング資料や動画などで講義内容は学ぶことはいつでもできる。だからこの時間は自分がどう感じたかをクラスメイトとシェア・討論してくれ」
みなさんもご存知かと思いますが、ラーニングピラミッドという概念があります。
講義で定着する内容はたったの5%しかありませんが、他の人に教えることができると90%も理解していることになります。
アメリカの大学のこの教授は、まさにこのように理のかなったことをしていました。
この講義の具体例を挙げると、
リーダーシップとは何かと言う質問に対し、
ドイツ人とアメリカ人が考えていることはまったく違う
例えば、アメリカ人は今までのリーダー課題を解決してきたヒーローのような人。だからリーダーシップはかっこいい!
しかし、ドイツ人にとっては、リーダーシップと言えばヒットラーで、「ダークサイドなところもあるぞ。使い方を間違えるとこんなことが起きる!」
このように講義だけでは生まれることのなかった意見や、議論が毎日のように生まれ、日々松田さんも学んでいたようです。
このように合理的に授業をしたほうが結果が出るのに、日本の教育はほとんどが講義形式で生徒の頭には最高でも20%しか残っていません。
よって、これからの教育にはグループ討論、自分で経験、他の人に教えることが重要になってきます!
僕も4月から働く学校では、講義の時間を減らし、生徒同士が討論し教えあえる授業を作れるように今の内から設計しようと思います!
p.s
教育、特に英語教育に興味のある人ぜひ意見交換をしたいです!
Facebook・Twitterでの連絡やブログコメントなどで意見待ってます!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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