さきこ

生活の中で感じたことや思うことをつらつらと。 ゆるやかに、かろやかに、たのしく🌱

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マガジン

  • やきゅうのはなし

    野球素人主婦が夫に教えてもらいながら野球をたのしむ話

  • 娘ちゃんとの日々

    娘ちゃんとの日々を、ただただ綴ったものです

最近の記事

まっすぐにしか、生きられないから

言葉を 紡いで 誰かに 届く カンッと叩いた金属の管 少し遠くから、少し遅れて コンッと返ってくるような 日常の会話を超えて 上辺を取り払った 心の芯のやわらかい部分 普段は見せない 傷付くのが 怖いから でも、それは 裏を返せば無自覚に 誰かを傷付けているのかもと 最近、思い至った 傷付いた分、きっと 傷付けてきて、だけどずっと 傷付いたからこそ、 誰かにそっとやさしくできる、なんて 思い上がっていた 偽善だったかもしれない 自己犠牲だったかもしれない アイツは

    • 《夏の甲子園2023感想》富山商業のファインプレー

      少し遡りますが、8/9(水)に行われた、鳥栖工業と富山商業の試合。その日の夜、夫が「富山商業の守備がファインプレーでさ、何年かに一回出るんだけど、スーパープレーだったんだよ。見て欲しかったな〜」と興奮しておりました。 残念ながら、その日の熱闘甲子園ではフューチャーされず、わたしは見ることができなかったのですが、今日の夜に「あったよ!」とYouTubeで見つけてきました。それがこちら。 セカンドがキャッチした球をそのままトス、ショートがフォローに入り一塁へ。少し遠いボールをフ

      • 《夏の甲子園2023感想》ダイナミック琉球

        ある日の夜、熱闘甲子園の前。 夫が「こういう曲、知ってる?」とメロディを歌った。J-popのような、知っているような知らないような…「応援歌?」と聞くと、「うん。今年、聞いてかっこいいなって。調べてもわかんなくて。仙台育英がちょっと前にやってたんだけど」 コロナ禍でスタンドからの応援が規制されていたここ数年。ようやく今年、4年ぶりに甲子園に声援が戻ってきた。 そこに対する賛否もあるみたいだけれど、やっぱり、ブラスバンドの音に、声援、金属バットの音、観客のざわめき、は夏の甲子

        • 《夏の甲子園2023感想》甲子園を支える大人たち

          毎年、毎年、高校野球のことを書こうと思っては、日々に流されて出来ていない。 ふっとポッカリ時間が空いたぞ!と思ったら、もうその時の感動は上書きされていたりする。 だから、どんどん書くタイミングがなくなっています。すみません、言い訳です。 今回は、甲子園では炎天下の中、高校球児たちが激闘を繰り広げていて、そこら中に感動が散らばっていて、そのキラキラを書き留めぬまま、ちょっと主軸の外れたお話です。 それは、高校野球に関わる大人たちの話。 あくまで一視聴者、一般人としての感想に

        まっすぐにしか、生きられないから

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        • やきゅうのはなし
          5本
        • 娘ちゃんとの日々
          10本

        記事

          急いで卒業しなくていい

          娘さんは今、3歳を過ぎたところ。 年少のひとつ下のクラスで、今年から幼稚園に通っている。 夏休み前、先生との面談で、オムツが外れたらいいよね、という話になって、結局1学期中は叶わず、夏休み前のお手紙でも、まだの子は外せるといいですね、みたいなものもあって、ここ数日少し意識して声掛けをしていた。 そしたら、今日の日中、今思えば少し、いい子すぎるテンションで「そつぎょうします!」と張り切っていて。「オムツもおっぱいも、そつぎょうします!もう、やりません!」って。 午前中の慣

          急いで卒業しなくていい

          スーパーマンにはなれない

          ドッグランで知り合った方々と川に行った。 いつも遊んでいる川に、招待するというか、紹介するというか、そんな感じ。 夏休みに入って、人も増えているし、初めて家族以外の人と川遊びするしで、前々からどこに基地を作るのか、何時頃には現地に居た方がいいか、持って行くものは…等々、ちょこちょこ準備したり、緊張したりしていた。 当日、ドキドキしながら来るのを待って、合流して、その後は想像以上に穏やかに、でもたくさん遊んだ。 熱中症アラートが出るくらいの気温のはずなのに、日陰の水際は涼し

          スーパーマンにはなれない

          《夏の甲子園2023感想》地区大会の決勝戦で感動

          今年も甲子園が始まりますね。 地区大会の決勝が次々に行われ、出場校が続々と決まってきています。 わたしの夫は野球が大好きで、この時期になると甲子園の話ばかりになります。 結婚するまで野球にも甲子園にも全く縁がなかったわたしも、夫のお蔭で随分と野球にも詳しくなり、甲子園も毎年楽しみにしています。 夫とする甲子園の話が毎晩盛り上がるので、昨年、これを記事にできないかな?と思い、書こう書こうと思っている間にサクサクと試合が進んであっという間に終わってしまった甲子園。 どれだけ

          《夏の甲子園2023感想》地区大会の決勝戦で感動

          何にもできないのに

          今週丸っと一週間 娘が風邪をひいていた ニュースにもなっている 夏風邪の猛威を思い切り受けたみたい 月曜から発熱し 金曜日までずっと38℃近くをキープ 高い時には40℃を超え、ぐったりしていた 外気温よりも熱い娘の身体を抱きながら 何もしてあげられないんだな 無力だな、と感じた 絶望する訳でもなく 悔しい訳でもなく ただ、無力だなって 結局、家族だろうがなんだろうが その人の人生を肩代わりなんてできない どんなに大好きでも、大切でも 残念ながらウイルスと戦うのは娘であ

          何にもできないのに

          生きる意味って何だろう?

          先日、40℃近くの熱を出した。 丸々二日間寝込んで、ああ、もう脱したかな、と思ったら今度は娘が体調を崩し、対応している間、自分の身体を蔑ろにしていたら、咳き込みが激しくなり、夜も寝られないほどになった。夫くんに、病院に行った方がいいんじゃない?と言われて初めて、ああ、そうか、と気付くくらい見落としている部分だった。 診断としては、喘息の悪化と夏の花粉症ではないか、とのこと。発作時の吸引と咳止め、アレルギー剤を処方してもらい、ようやっと落ち着いてきた。 とは言え、まだ喘息と

          生きる意味って何だろう?

          限られたエネルギーの中で

          先日、40度の熱が出た。 金曜日の午後からなんかおかしいな、となって、そこからあれよあれよと調子が悪くなり、土日は丸二日寝込んでいた。 その間の娘のお迎えやお風呂、ご飯の用意に犬の散歩、一日一回は娘を外に連れ出して、その合間にわたしにおかゆを作ってくれたりもして。夫くんにはほんと、感謝しかない。想像の斜め上いくサポートに、すごいなあ、夫くんも立派なパパになっているんだなあって頼もしく思った。 寝込んでいる間、どうやって助けを求めれば良いんだろう、誰に娘をお願いすれば良い?

          限られたエネルギーの中で

          写真に撮るみたいに、忘れたくないから書き留める

          この春、娘が幼稚園に行き始めた。 一週目はよくわかっていない感じで、でも楽しさもあり、多分結構頑張って通っていた。 二週目には「幼稚園、行きたくない…」と言う日が増え、ちょっと休んだりもして。 三週目は持ち直してなんとか通い切り、GW突入。 GW明け、行きたがらないかなあって思っていたけれど、案外通えていて、でも、疲れてるんじゃないかなあって、木曜日に、幼稚園行かなくてもいいんだよ?って声を掛けたら、え?娘ちゃん、行くよ!と元気いっぱい登園して行った。 それから毎日、朝な

          写真に撮るみたいに、忘れたくないから書き留める

          かくこと。

          娘が早々に寝て、夫くんも帰宅が遅い夜に、ぽっかりと時間ができた。 いつもだったら、娘の隣で、ひたすらスマホをいじっていたと思う。 でも、なんか今日は気分が乗らなくて、でもなんかしたいなー、と、机にノートを引っ張り出して、いつもはスマホで打つような、自分の胸の内を、ペンで書いてみた。 スマホのように、ダイレクトに、インスタントに書いたり消したりできない分、最初はもどかしさもあって、しっくりこないなあ、疲れるなあ、と思ったけど、途中から、言葉にすることではなく、ただ書くということ

          かくこと。

          海に、おもう

          海に行ったら 何かが変わるって 思っていた時期があった 海に限らず 誰かに会ったら、どこかに行ったら 今を打破するきっかけになるんじゃないかって でも、それらは大抵予想を裏切って ふーん、こんな感じかって斜に構えながら でも、何か変わったと思いたいわたしがいた 無理矢理にでも思おうとするわたしがいた 今日、ふと、海に行きたい、と思った 娘に聞くと行きたーい、とのことだったので 娘と犬と思いつく荷物を積んで海に来た 陽射しはキツかったけど 砂はまだ熱すぎなくて 程よいあ

          海に、おもう

          愛とか好きとか

          ゆっきぃさん達が、愛についての過去投稿をFacebookでシェアしていて読んでみたら、わが家もそうだなあって思って(うちの場合は積極的に言ってくるのは夫くんだけど)それで少し、愛とか好きとかについて考えてみた。 結婚する前から、夫くんは「好きだよ」とか「愛してるよ」とか、たくさん言ってくれる人だった。 わたしはと言うと、「好きだよ」とか「大好きだよ」とは言えるんだけど、どうしても「愛してるよ」が言えなかった。 貰った愛は返さなきゃいけない、と思っていたわたしは夫くんの「

          愛とか好きとか

          好きの細分化

          夫くんと話していると、こんな感じで、ひとつの要素をより細分化して認識する、みたいなことが多い。 一言で料理、と言っても、味の部分、成分の部分、楽しさの部分、と分けられるみたいに。 (このお話から続いています) 好きなこと、もそうだなあと考えてみる。 会社勤めがうまくいかなくなって、北海道で数ヶ月の酪農バイトを経て帰ってきた時。自分がほんとうにやりたい事は何なのか、と考えて、子どもに関わる仕事がしたい、と思った。 大人になってからずっと抱える生きづらさみたいなものがあっ

          好きの細分化

          楽しむ視点

          好きなこと、をこれまでの人生で何度も考えてきて、わたしにできることってなんだろうっていうのも、たくさんたくさん考えてきて、その時々の答えを出しては、これで生きていくぞ!みたいな、今思い返せば、ふわふわと地に足がついていないようなことや、自分ともてんで話し合いができていないようなことに時間やお金を投資して動いていたりもした。 だから、多分、その当時のわたしが、先日タイムラインに流れてきたこの文章を読んだら、うんうん、そうだ!と大きく首を縦に振って、わたしはこれだ!と何かひとつ

          楽しむ視点