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破滅主義者が京都大学を目指す

タイトル通り、このぼんどりあ、「京都大学」へ受験することを決めました。
京都大学とは、大学受験するものなら誰でも分かるであろう「旧帝大」の一つであり、その上国内すべての大学の中でも、最難関といわれる大学群「東京一工」の一角でもある…正に「受験の四天王」という呼び名がふさわしい程の「大学」だ。
何故そんなハイレベルな京都大学を受験することを決めたのか?
一言で言おう。「挑戦してみたかったから」だ。
僕のブログを読んでくださっている方ならわかる通り、僕は、小さい頃から「修行」と称した様々な研鑽・努力を積んでいた。
しかし…「自分の身体が本当にぶっ壊れるレベルの努力」というと、一度もやったことが無かった。
そう…「死ぬ気」を体感したことがないのだ。
そんな僕へ「一緒に京都大学に行かないか?」という誘いが友人からあり、京都大学を目指すこととなった。
…本当に、ただ、それだけ。それだけの理由で受験することを決めた。
傍から見れば「頭おかしいんじゃねえの?」の一言だろう。
正直僕自身も、本当に頭おかしいと思っている。
中学二年生まで洗濯バサミで作ったロボットでガチャガチャと遊んでいたような僕が、こんなエリート大学へと進学しようなんて…
僕はライターを主軸として生きていくつもりだから、学歴なんて正直取得したところで意味がない。(ライターとして稼げるまでの繋ぎとしてなら有用だけれど)
それに、もし仮に落ちたりなんてしてしまえば、僕は間違いなく精神科の隔離室行きになるだろう。
でも…それでも、一度本気で、物事にぶつかってみたいんだ。
死ぬ気で頑張って、無理矢理自分の身体を動かして、ベッドのなかが寒いのか暑いのかすら分からなくなるレベルまでやってみたいのだ。
それに、受験でボロボロにやられた自分を想像すると…何故かはわからないが、笑みが零れてくるんだ。
…完全な変態だ。完全なマゾヒストだ。
僕はある意味、破滅主義者なのかもしれない。いやある意味というか、こんなやつ絶対破滅主義者だろう。
因みに勉強自体は既に開始している。この前の共通テスト一年前模試の偏差値が44.1だったから、塾には平日5時間 休日7時間半は通わなくてはならない。そのうえで、参考書、復習の両方をこなさなくてはならない。
こんなに勉強をしたのは何時ぶりなのだろうか…本当に、本当に疲れる。
昼食の時間を短縮する為にいつも食べているカロリーメイトを吐き出しそうになる。
ずっと机に向かっているため脚腰が砕け、首がもげそうになる。
でもね、その時は物凄く、気分が高揚しているんだ。
僕がまた更なる高みへと成長していく…そして、それと同時に精神と肉体を病み、没落していく。
なんて超人的なんだろう。なんてニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」のようなんだろう。
カッコいい…
あ、そうか。そうなのか。僕は自分のなかの「なりたい自分」に従っていたんだ。(書いてる途中で気づいた)
笑顔で没落を受け入れ、それと同時に狂気の様相で成長していく。
最早「頑張る」を超えて、「楽しむ」になる。
そんなおぞましい人間。僕はそれに憧れて京都大学を目指そうとしていたんだ。
いやまあ、なんという気づきだ。普通に自分の中の快楽に従っているだけだとばかり思っていたが、それは違っていたようだ。
よし、そうとなれば、やろう。やってしまおう。
さあ、僕の中の「なりたい自分」。僕を導き給え。そして、僕を没落させ給え。

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