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【本日の一冊】デボラ・エリス著、もりうちすみこ訳『九時の月』(20201118)

YouTubeチャンネル「作家たちのまったり文芸部」のエンディング動画企画「本日の一冊」、取り上げた本と紹介文を毎回noteで発表しています。

【2020/11/18選書】選書者:李琴峰
デボラ・エリス著、もりうちすみこ訳『九時の月』(さ・え・ら書房)

https://www.amazon.co.jp/dp/4378015226

革命後のイランの裕福な家に生まれ育った15歳の少女、ファリン。
1988年、ファリンはもう一人の少女、サディーラと出会い、イラン・イラク戦争の真っ最中で、二人は密かに愛を育んでいく。
やがて戦争が終わったが、二人の関係性もまた周囲に露見してしまった。イスラム教の戒律が支配する国で生きる二人の非力な少女は、残酷な運命を強いられることになる。実話の基づく小説。

九時の月

【動画本編はこちら↓↓↓】

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