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音楽活動の発信は数字と隣り合わせ

音楽活動をネットで発信するうえでは、「いつも数字と隣り合わせ」という残酷な現実があります。

活動を始めたばかりのころは音源を公開しても大して再生されないので、その少ない「再生回数」によって、いかに自分の音楽が誰にも聴かれていないかを突きつけられることになります。

また、ライブ配信をやっても誰にも見てもらえず、その「オーディエンス数」でいかに自分の配信が人気がないかを知ることになる。

また、SNSやYouTubeも始めたばかりの頃は「フォロワー数」「登録者数」が少ないのは当然で、それによって自分に対するみんなの関心度の低さを痛感したり、「コメントの数」も「いいねの数」もゼロか、またはもらえたとしてもごくわずかで、それによって発信力のなさや、発信が浸透していないその現実をまた思い知る。

いまは「インプレッション数(≒認知された数)」のようなものも見ることができて、それによって、一生懸命発信している自分のコンテンツが大して誰の目にも触れていないことを知ってまた自分の発信力の無さを痛感して、「この発信活動にどれほど意味があるんだろう?」などと切ない気分になったりもします。

月並みなところでは「数字に振り回されるべきではない」というアドバイスがあったりしますが、実際ネットの発信=数字なので、それに振り回されるなといわれる方が無理がある、というのが私の考えです。

再生回数やライブ配信のオーディエンス数や登録者数やフォロワー数やいいねやコメントの数が増えればやっぱり嬉しいし、その数が少なければ自分の活動が誰の心も動かせていない気がして、集客や収益化などの成果をあげるまでに果てしなく長い道が続いているように思えて気分が萎えてしまう。数字に一喜一憂してしまうのはある意味当然です。

私は、(数字に振り回される状態は確かにあまり好ましくないと思いますが)むしろ数字にしっかり向き合うべきだと考えている派です。

発信が数字と隣り合わせであるなら、いっそのこと思いきり数字を意識したほうがいい。あえてその数字を存分に利用してやろうというくらいの姿勢が欲しいです。

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