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靴下片っぽ問題

人は平均すると、月に1足以上靴下をなくします。
ということは、一生の間にはなんと1200以上の靴下をなくすのです。

白衣の男性が最もらしく説明しているこのYouTubeは実は
サムソンの新しい洗濯機の宣伝in UK.
研究によると、どれくらい洗濯に真剣に取り組むかで
なくす数が変わってくるんだとか(ほんとかい?w)

で、サムソンとしては、床に落ちているのに気づいたら、その場で洗濯機に
入れられるポケットのついたドラム式洗濯機を開発しましたよ〜っていうのがこのビデオの落ちなんだけれど。

見ていて、これって、世界中どこにでもある問題なのね、とおかしくなってしまい、ついつい、あちこちの思い当たる人にリンクを送ってしまった。

私も時々、時々片っぽ問題は起こるけれど、
誤解を恐れずに言うなら、我が家の場合、圧倒的に男子の靴下の方が
片っぽになりやすかった。
女性陣にはそう思っている人は結構多い印象。
そして、だから、パートナーの靴下は、全部まとめて同じものにしている
という友人もいる。
無印でバルク買い、絶対に色を変えない、など、対策はいくつか。

でもね、究極の対策はこの友人の一言。

右が赤で左が白でも、気にしないことにしてる。
だって私の足じゃないもの。

彼女のこの一言を聞いたとき、私は爆笑し、もう一人の友人は
一瞬きょとんとしていた。
まじ?

だって、いくらいってもしょうがないもん。
そう友人は言う。
そうなのだ。当人が困っていないと、あるいはみっともないと思わないと、
なおらないのよね、こういう問題。
いくらこちらが躍起になっても……。

アナタはアナタ。
私は私。
これって、家族に対してはなかなか難しい。
と思うでしょう?
夫のYシャツが皺だらけだと気になるし、
子どもの上履きも、薄汚れていると
なんだか私がだらしないみたいだし……。

でも、日本ほど、家族のことに女性が責任を感じている国って
少ないんじゃないだろうか?

本人が困ってなければ、それでいいんじゃない?
それぐらいに肩の力抜いていきたいもの。
特に、おつれあいの場合は、相手も大人だし。
本人がOKなら、こちらも割切る……という発想も時には必要かな、
などと、サムソンのCM見ながら考えた朝。


得意技は家事の手抜きと手抜きのためのへりくつ。重曹や酢を使った掃除やエコな生活術のブログやコラムを書いたり、翻訳をしたりの日々です。近刊は長年愛用している椿油の本「椿油のすごい力」(PHP)、「家事のしすぎが日本を滅ぼす」(光文社新書)