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気まま日記(2)~北カリフォルニアより~

こんにちは!Sakoです。

令和、幕開けしましたね。自国の話で持ち切り、となりがちなこちらのローカルニュースでも、4月30日には「Emperor Akihito officially announces abdication(明仁天皇、公式に退位を声明) 」そして本日5月1日は「New Emperor of Japan, Naruhito, ascends the Chrysanthemum throne(新しい天皇、徳人、皇位を継承)」と、日本の新しい時代の到来を取り上げていました。

Beautiful Harmony(令和)時代に自分はどんな進化をするのだろう?なんて想い描きながら、本日も清々しい青い空の下、朝ランしてきました。その時の気づきが「自分が自分の応援団長になればいい」・・・

現在の10キロ走トレーニングに利用しているプランは、8週間、24回のランで10キロ走れるようになることが目標。残すところあと三週間でプラン完了で、既に17回目の今日のランメニューは65分で8キロ。これまでこの壁が超えられず「Drop Program(トレーニングを辞める)」を何度クリックしたことか・・・正直今日もメニューを見た瞬間、「うわっ。来たっ!」と怯みました。

走り始めて、ふと、「このトレーニングで達成したいことはなんだっけ?」と思い返している自分がいて「あぁ、プランを完結することだ」と再確認。では、辞めずに続けるにはどうすれば・・・と考え始めました。すると「私は36分で5キロは楽に走れた経験がある。メニューが課してくるスピードは無視して、今日はマイル12分のペースで45分を走り切ってみよう」と頭に浮かんできました。走って30分過ぎた頃、あと5分程で上り坂、の地点にやってきました。いつもは「あぁ、もうすぐ坂だ。上り切れるか?きついな、無理だ」というマインドセットに切り替わる私。でも、この坂、確かに以前、息子のケイと一緒に走った時は上り切れたのです。ケイと一緒だと走り切れた、でも一人だと出来ない・・・。一人の時は、いつも言い訳で頭が一杯になり、結局途中から歩き始めるわけです。「今日は寝不足だから」「暑すぎ!」「朝食抜いたから」「足が痛いな」「ま、今日はいいか。次から次から」・・・

ケイと一緒にその坂を走りきった時の状況を思い出してみました。何が違ったか?私のペースに合わせて伴走しながら、歩きそうになる私に、「もうここまで来たよ、ママ」「大丈夫」「上り切れる」とただ声かけしてくれるケイが居たんですね。それが違い。それだけの違い・・・

では、今、一人で走っている状況で、どうしたら同じ状態が作れるか?と考え、「苦しい」「坂、嫌だ」「ホントに上り切れるのか」と思いながら走っている自分を励ます「もう一人の自分」に伴走してもらうことにしました。坂に差し掛かる前に「坂を上る前なのに既に疲れている自分、弱気な自分、どうしようと思っている自分」を俯瞰するもう一人の自分に「大丈夫だいじょうぶ。出来るよ。上り切れる。まずは40分まで走ってみよう」と応援させてみました。時計をみると36分。あと4分頑張ってみよう、と。「苦しいな、本当に大丈夫?上り切れるの?」と思う苦しい自分が居て、「大丈夫だいじょうぶ。あとちょっとで40分」と応援してくれる自分もいます。「歩いちゃおうかな?」と思うと「あれ?今日の目標なんだっけ?45分は走り切るんだよね?」と思い出させてくれる自分が居て・・・「沿道でこんなゆっくり走ってたら運転してる人達笑ってるな」と思うと「大丈夫だいじょうぶ。ゆっくりだって走ってる。45分走り切ることが目標だよね?」と言ってくれる自分が居て・・・

これを繰り返しているうちに、上り坂は終了。45分、坂も走り切れました。そのまま気分良く走り続け、気づいて時計を見た時には既に55分経過。あと5分でクールダウンに移る段階まで到達しておりました。結局、65分のプログラム、スピードこそは遅かったけど、1時間以上走るという、目標45分を上回る結果が出せたわけです。

応援する人が自分に力をくれるのは確かです。走っていて、沿道の方達が「Good Job!」「後もう少し!」(無言でも)Thumb’s upしてくれると、「よし、もう少し頑張ろう」と思えますよね。そして、たとえ、まわりに応援してくれる人がいなくても、自分が自分の応援団長になって伴走すると目標に到達することも、いえ、気づいたら目標以上のところへ到達していることもあるわけなのです。「自分が自分の応援団長になる」・・・このマインドセット、これからも様々なシチュエーションで活躍しそうな予感。

今日は、走りながら、気づいたことをシェアさせて頂きました。

皆様、素敵な一日をお過ごしください!

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